高杉真宙「ファンの印象、気になる」恩田陸作品でカバーモデル

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
高杉真宙「ファンの印象、気になる」恩田陸作品でカバーモデル

 高杉真宙が書店でこちらを見つめている。恩田陸の小説『禁じられた楽園<新装版>』で自身初となるカバーモデルを務めている。「恩田先生の名作である『禁じられた楽園』を既に読まれているファンの皆さんが、今回のカバーをご覧になって、どのような印象を持たれるのかが非常に気になります」。

 カバーを飾る高杉のビジュアルは、小説に登場する烏山響一をイメージ。

「事前にいただいた『禁じられた楽園』を読み、烏山響一がどの様な人物なのかを把握したうえで撮影に臨みました。セリフと所作で表現する映像作品とは違い、写真1枚で表現する本のカバーということもあり、いかにして烏山響一という人物の持つ、ミステリアスな魅力を出せるかを非常に意識しました」

『禁じられた楽園』は、直木賞と本屋大賞をダブル受賞している恩田陸が2004年に発表した名作。建築学部で学ぶ大学生の平口捷(さとし)は、大学で見かける程度の間柄だった若き天才美術家で大学でも人気者の烏山響一に招待され、巨大な野外美術館を訪れる。そこにはむせかえるような自然と奇妙な芸術作品、そして得体の知れない恐怖に満ちていて……。『禁じられた楽園<新装版>』は発売中。