「和風総本家」19日放送で終了 制作のテレビ大阪発表、12年の歴史に幕

「和風総本家」19日放送で終了 制作のテレビ大阪発表、12年の歴史に幕

 テレビ東京系「二代目 和風総本家」(木曜後9・00)が19日の放送で終了することが5日、制作のテレビ大阪から発表された。

 2008年4月に「日本っていいな」をテーマに、和に関するさまざまな物事を取り上げ、日本の素晴らしさを伝えようと始まったバラエティー番組「和風総本家」。12年6月に亡くなった地井武男さん、萬田久子(61)、東貴博(50)の3人でスタート。18年に「二代目 和風総本家」としてリニューアルし、鈴木福(15)が加わり、昨年5月から前田吟(76)がナレーションを務めていた。

 放送開始12年の集大成となる最終回は「その後、お元気ですか?」と題して、過去に取り上げた取材先のその後を追う。

 また、同時間の後番組には、ユースケ・サンタマリア(48)、新井恵理那(30)がMCの「世界なぜソコに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」(月曜後9・00)が枠移動して「なぜソコ?」として番組内容を一新する。

 ▼テレビ大阪・庄田真人チーフプロデューサー 放送開始から丸12年。これまで4000人近い職人さんを取材させていただきました。この12年間、日本ではさまざまなことが起きました。災害や不況。そんな逆境の中でも、ひたすらに技を磨き続け、日本を支えて来た職人さんたちに我々スタッフも勇気をもらえたような気がします。