never young beachと⼤貫妙⼦の楽曲が初お披露目!『サイダーのように言葉が湧き上がる』予告映像到着

引用元:Movie Walker
never young beachと⼤貫妙⼦の楽曲が初お披露目!『サイダーのように言葉が湧き上がる』予告映像到着

テレビアニメ「四月は君の嘘」などの監督を手掛けたイシグロキョウヘイが初の劇場用アニメーションの監督を務める『サイダーのように言葉が湧き上がる』が5⽉15⽇(⾦)から公開される。このたび、人気バンドのnever young beachが手掛ける本作の主題歌と、劇中歌を担当した大貫妙子の楽曲が初お披露目となる予告映像が到着した。

【写真を見る】清涼感あふれる夏の景色…チェリーとスマイルの恋模様に胸キュン!<写真16点>

初映画出演にして初主演、声優初挑戦となる歌舞伎役者の八代目市川染五郎と、若手演技派⼥優の杉咲花が共演し、⼭寺宏⼀、潘めぐみ、花江夏樹、神⾕浩史、坂本真綾ら人気声優陣が2人の脇を固める本作は、ひょんなことから地方都市のショッピングモールで出会うこととなった染五郎演じる少年チェリーと杉咲演じる少女スマイルのひと夏の青春物語が描かれる。コミュニケーションが苦⼿で俳句以外では思ったことをなかなか⼝にだせない17歳のチェリーと、⾒た⽬のコンプレックスをどうしても克服できないスマイルは、SNSを通じて少しずつ⾔葉を交わしていく。そんな2人は、ある日バイト先で出会った⽼⼈のフジヤマが失くしてしまった想い出のレコードを探すことになる。フジヤマの願いを叶えるため⼀緒にレコードを探すうちにチェリーとスマイルの距離は急速に縮まっていくが、ある出来事をきっかけに2人の想いはすれ違っていく…。

このたび到着した予告映像では、コンプレックスを抱えた者同⼠のチェリーとスマイルが出会い、 SNSを通じ次第に気持ちを寄せていく様⼦から幕を開ける。そんなチェリーとスマイルは、芽⽣えた気持ちの変化に⼾惑いながらも徐々に心の距離を縮めていくが、チェリーには“引っ越し”という期限が迫ることに。スマイルへの思いを伝えるため、チェリーはスマイルが待つ夏祭り会場へと疾走する。はたしてチェリーは自身の殻を破り、湧き上がる言葉を伝えることができるのか。

また今回到着した予告映像で、人気バンドのnever young beachが本作のために書き下ろした主題歌「サイダーのように言葉が湧き上がる」と大貫妙子の劇中歌「YAMAZAKURA」が初お披露目。never young beachのボーカルとギターを担当する安部勇磨が「作品からとても素敵な清涼感を感じたので、曲のほうも抜けのいい爽やかなものにしたいなと思いました」と語るようにメロディアスでキャッチーな主題歌と、「70年代⾵でオーソドックスな曲に、そんな気持ちを込めて歌いました」と語る⼤貫の優しく、そしてどこか懐かしさを感じさせる劇中歌が、チェリーとスマイルの恋模様をさらにドラマチックに盛り上げる楽曲となっている。

少年少女のひと夏のできごとを豪華声優陣とスタッフがみずみずしく、エモーショナルに描く本作。サイダーのように⽢く弾ける「ボーイ・ミーツ・ガール」ストーリーに涙が溢れることは間違いない!

<スタッフ コメント>

●安部勇磨(never young beach/ボーカル&ギター)

・監督から主題歌制作のオファーをいただいて

「嬉しい。曲を作ろう」

・主題歌を制作するにあたって意識したこと

「作品からとても素敵な清涼感を感じたので、曲のほうも抜けのいい爽やかなものにしたいなと思いました」

・主題歌に込めた思い

「そのままでいいんだよ。悩んでるあなたもとても素敵だよ。もしかしたらそんな不器⽤なときが⼀番輝いているのかも」

●大貫妙子

「誰にでも1つの歌、あるいは曲との出会いが必ずあるだろうと思います。それは世代を超え⽣き続けます。たくさんのものが溢れるように通り過ぎてゆく世界のなかで、そこしか⾒えないくらい巨⼤な⾍眼鏡で惹きつけられる。出会ってしまった!と。それを運命と⾔うのでしょう。⾳楽はそんな魔⼒を持っています。若いころの志を遂げることが叶わなくても、たとえば“夢を諦めることも、勇気なんだ”と監督にお話ししました。それは挫折とは違います。70年代⾵でオーソドックスな曲に、そんな気持ちを込めて歌いました」(Movie Walker・文/編集部)