『半沢直樹』メインキャスト続投 “屈辱土下座”大和田役の香川照之「持てる精魂を懸命に尽くしたい」

引用元:オリコン
『半沢直樹』メインキャスト続投 “屈辱土下座”大和田役の香川照之「持てる精魂を懸命に尽くしたい」

 4月スタートのTBS系日曜劇場『半沢直樹』の出演者が5日に発表され、2013年放送の前作で演じた主人公・半沢直樹(堺雅人)と関わりの深い役どころを担当したメインキャストの続投が決定。半沢の同期で頼りになる情報通、東京中央銀行融資部の渡真利忍役の及川光博、大阪では大阪国税局統括官として、東京では金融庁検査局主任検査官として常に半沢の前に立ちはだかった黒崎駿一役の片岡愛之助、東京中央銀行の頭取・中野渡謙役の北大路欣也、怪演ぶりが大きな話題となった常務・大和田暁役の香川照之が引き続き登場する。

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 今年の1月3日に放送されたスピンオフドラマに、堺とともにゲスト出演した及川だが、前作と同じく半沢を的確にサポートする“情報通”として、どのようにストーリー展開に関わるのか。一方、独特なオネエ口調で視聴者にインパクトを与えた愛之助演じる黒崎は、今作でも半沢を阻(はば)む存在となるのか、前作で半沢に東京セントラル証券への出向を命じた北大路演じる中野渡がその後、どのように関わるのか。

 また、半沢に自らの不正を暴かれ倍返しを食らい、歯ぎしりをしながら土下座するシーンをはじめ、その怪演ぶりが大きな話題となったのが、香川演じる大和田。あの“屈辱の土下座”以降、大和田がどんな運命をたどったのか注目が集まるが、香川は「私の演じた大和田常務は、前作で半沢に屈して失脚したあと、原作には登場しておらず、実はあの土下座のその後が描かれておりません。『封印された大和田』をいかに解放し、いかに命を吹き込むか、持てる精魂を懸命に尽くしたいと思っています」と意気込んでいる。

 同ドラマは池井戸潤氏の『半沢直樹』シリーズから『ロスジェネの逆襲』と『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社/講談社文庫)を実写化。「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが社会現象になるほどで、主人公の銀行マン・半沢直樹を堺が熱演した。

 前作の最終話では、東京中央銀行のバンカー・半沢は、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの子会社への出向を命じられるという衝撃の展開。今作では、東京セントラル証券で営業企画部長となった半沢に巻き起こる事件を描く。半沢は、出向先でも次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突き付ける相手に「倍返し」出来るのか。型破りのバンカー・半沢の新たな伝説が始まる。

 今回発表されたキャスト陣が、コメントを寄せた。