笠井アナ、マスク無着用のリポーターにハラハラ

引用元:日刊スポーツ
笠井アナ、マスク無着用のリポーターにハラハラ

悪性リンパ腫と診断され入院中の元フジテレビ笠井信輔アナウンサー(56)が、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況で、マスクを着用せずに取材するテレビ番組の記者やリポーターについて「ハラハラしながら見ています」と心配をつづった。

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笠井アナは4日更新のブログで「『現場の記者やリポーターで、マスクをしていない人がいる』とても気になります」と書き出し、自身が観ていた番組でもマスクをしていないリポーターが飲食店を取材していたとし、「『ちょっと、それ大丈夫?』思わずテレビに話しかけました」とつづった。

感染拡大防止のためにイベント等の開催や不要不急の外出の自粛が続いている状況下で「現場で取材する記者・リポーターは皆マスクをした方が良いのではないでしょうか?『マスクは、人に新型コロナウイルスを“うつさない”ためにするもの』これが1番の役割です。現場でのインタビューで、たとえ話を聞く相手がマスクをしていなくても、取材者はマスクをしたほうが良いと思います」との考えをつづった。

震災などの被災地取材をする際、記者らが現地の被災者たちも被っていないヘルメットを着用するのは、万が一の事故などで負傷して被災地に余計な迷惑をかけないためだと説明し、「今、『報道陣のマスク』は、この国難において『震災時のヘルメット』と同じだと思っています。本来、その場にいないはずの我々報道陣が、現地の人に、取材相手に、コロナをうつすことがあっては絶対にいけないのです」と笠井アナ。「この瀬戸際の期間中、1人でも多くの報道人が、現場でマスクをして働くことを期待したいと思います」とつづった。