アンタッチャブル、10年ぶりコンビ復活後のバブルに戸惑い 変わらぬ相方愛もチラリ

引用元:オリコン
アンタッチャブル、10年ぶりコンビ復活後のバブルに戸惑い 変わらぬ相方愛もチラリ

 お笑いコンビ・アンタッチャブル(柴田英嗣、山崎弘也)が、17日放送のフジテレビ系バラエティー特番『アンタッチャブルのおバカワいい映像バトル』(後7:00)でMCを務める。柴田が2010年2月から約1年間にわたって休養に入って以来、コンビでの活動は行われていなかったが、昨年11月末放送の『全力!脱力タイムズ』で約10年ぶりとなるコンビ共演が実現。以降は、コンビそろっての出演も増えてきているが、今回の抜てきをはじめとしたバブル状態に「急な出世でね(笑)。なんでしょう、すみませんみたいな」と恐縮しきりだった。

【写真】コンビ復活!アンタ柴田のツッコミがさく裂した『全力!脱力タイムズ』

 番組では「動物と人間、おバカでかわいいのはどっちなのか?」を決めるため、それぞれの“おバカワいい”映像を見ながら白黒つける。“どうぶつ軍”代表は柴田、“にんげん軍”代表は山崎が務め、互いにプレゼンバトルを行う。進行は山崎夕貴アナウンサーが務め、ゲストには朝日奈央、仲里依紗、久本雅美、吉村崇が出演する。番組収録後に行われた取材会で、柴田は「動物が好きで、いろんな番組をやらせてもらったんですけど、まさかフジテレビのゴールデン初冠で動物を出せるという喜びね。10年間温めたかいがあったなという気がしますね。温めたくて温めたわけではないんですけど」と率直な思いを打ち明けた。

 山崎がすかさず「ようやく常温に戻すことができたっていう(笑)。ありがたい話ですよね」と向けると、柴田も「ありがたいです」としみじみ。2人でのMCについては、柴田が「台本上は山崎さんにも進行があって、ゲストに振るっていうのがあったんですけど、案の定なんにもやらなかったです(笑)。マジで(笑)。そういうブロックがいくつもあったんですけどね」とうれしそうに嘆くと、山崎は「危うくヤマザキパン(山崎アナ)の方を呼びそうになるっていうね(笑)。そういう意味でも頼りになる男ですよね。ありがたいですよね」と持ち上げた。

 こうしたスタイルでの番組は意外と経験がないようで、山崎は「さまぁ~ずさんみたいに、MCをボンと置いてっていうのって、映像があって、2人で座らせてもらってみたいなことって、すごい人がやるやつじゃない(笑)? 急な出世でね…」とうれしい悲鳴。番組の内容にかけて「お互いに負けないと思うところは?」と向けられると、柴田が「持ち前の明るさ。これは言っているんですけどね、テレビ上で見ると、山崎もすごく明るいんですよ。ここは難しいですけど、僕も持ち前の明るさでこの10年やってきたのでね」と口火を切り、2人の丁々発止のかけあいが始まった。

山崎「そうだよね、明るくなきゃやめているよね(笑)。明るくてよかった、本当にね」
柴田「普通の人がオレの人生歩んだら。耐えきれないって言うからね(笑)。ジェットコースターで(苦笑)。吉村が破天荒って言っていますけど、僕には到底追いつかないですよね(笑)」
山崎「僕が負けてないところ…うーん、なんだろうな。わからないですけど、貯金額(笑)?」
柴田「最悪(笑)」
山崎「これは多分大丈夫だと思いますね。(柴田の方を見て)ラーメン屋もうまいこといかなかったですし。
柴田「それはオレじゃなくて、弟だから(笑)」

 動物好きの柴田らしく、今後の展望について「みなさんのリクエストがあるんだったら、もうムツゴロウさん超えですよね。ただ、半年もたないうちに死ぬでしょうけど」と冗談交じりにつぶやく一幕も。山崎は「これからどんどんやっていくでしょう。フジテレビさんがゴールデンベットしてくれた訳ですから。いきますよ、ガンガン。ムツゴロウさん超え」とあおりながらも、最後は番組の魅力について笑顔で呼びかけた。

 山崎「人間軍、動物軍という形を取らせてもらっていますけど、実際はまぁー僕たちを見てもらいたいっていうのはありますから(笑)。これに尽きますね。VTRも大事ですけど、我々の温かさ、懐かしさみたいなものもあって。なんで急にゴールデンに冠を持てるんだっていう。謎の出世に戸惑う大人たちを見ていただいて応援していただければ(笑)」