玉城ティナ、連ドラ主演インタビュー「もがいていた高校時代が蘇ってくる」

引用元:ENCOUNT
玉城ティナ、連ドラ主演インタビュー「もがいていた高校時代が蘇ってくる」

 女優の玉城ティナが、動画配信サービスU-NEXTとカンテレがタッグを組んだ「そして、ユリコは一人になった」(3月5日放送/6日配信スタート、全8話)に主演する。第18回「このミステリーがすごい!」大賞のU-NEXT・カンテレ賞受賞作のドラマ化。「ユリコ」という名前の生徒が学園を君臨し、その不思議な力で逆らう者を不幸にするというオカルトめいた伝説が語り継がれる学園で、伝説絡みの不可解な事故、事件が発生。この伝説に巻き込まれた幼なじみの親友・百合子(岡本夏美)を救うため、そのナゾを解き明かそうとするヒロイン美月を演じる。

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――役に決まった時の気持ちを教えて下さい。

「意気込みはもちろんありましたけど、プレッシャーは特にありませんでした」

――美月は頭が良く、友達思い。とてもクールなヒロインです。

「クールな役は、何を引いていくか、何を残すかがすごく重要になってくるので難しいです」

――演じる上で、自分との共通点は見つけていきますか?

「自分に重なる部分は探しています。私も、美月と同じように客観的に周りを見たいタイプ。学生時代を思い返して、中高生の時に、自分と友達をセットで考えることがあったな、と思い返すと、すごく百合子が可愛らしく思えてきますね」 玉城ティナ、連ドラ主演インタビュー「もがいていた高校時代が蘇ってくる」 高校時代を振り返った玉城ティナ【写真:山口比佐夫】

短いスカートをはいて、原宿にプリクラを撮りに…上京して、もがいた高校時代

――高校生を演じると、自身の高校生活を思い出したりはしますか?

「高校時代のことは思い出すのが恥ずかしいです(笑)。本当に短いスカートをはいて、原宿にプリクラを撮りに行っていました。(沖縄から)上京して、環境が違う中、もがいていたこともありますし、いろいろ蘇ってくることはありますね」

――撮影はいかがでしたか?

「学校以外のシーンがなく、学校やその周辺で撮っていました。秩父で泊まり込みです。1日の中で、1話を撮って3話を撮ってという感じでやっていたので、美月の心境や話のつながりを確認しながらやっていました。(百合子役の)岡本さんとは年が一つしか変わらないんですけど、すごくしっかりされていました。合間には、お茶会をしていたり、2人でゆるっとしていました(笑)」

――昨年は映画「チワワちゃん」「Diner ダイナー」「惡の華」「地獄少女」に出演し、高い評価を得ましたね。

「本当に正解はないんだなと改めて思いましたし、脚本や監督で見え方って違うと思いました。そういう色々な監督や脚本家の方とご一緒して、自分の知らなかった引き出しを開けてもらえるのは、改めて面白いなと思いました。より意欲的になりました」

――ドラマへの出演はいかがでしたか?

「15歳の時に初めて出た映像作品が犬童(一心)監督の深夜ドラマだったんです。寒い中、椅子に縛られたりバズーカ砲を浴びたりしたので、女優はこういうことをしないといけないんだ、辛いなと(笑)。15歳でしたから、自分が幼すぎたので、もう映像なんか、やりたくないと思ったんです。でも、また犬童さんから学んだことも思い出しながら、こうやって、連続ドラマの主演をさせていただけるのは本当に嬉しく思います」