NMB48、発足以来初の無観客でネット配信限定公演

NMB48、発足以来初の無観客でネット配信限定公演

 アイドルグループ、NMB48のチームNが3日、大阪・なんばのNMB48劇場で2010年のグループ発足以来初めて無観客でネット配信限定の公演を実施した。

 NMBは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月26日から3月11日までの公演を中止、延期することを発表していた。

 今公演は動画配信サービスである新YNNで「4夜連続!実況!観覧!NMB48劇場公演大賞!」としても配信。この日から4日間、チームが日替わりで出演し、出演しないメンバーが審査員として客席から観覧する。

 MCで泉綾乃(15)が「この公演はお客さんがいませんが、画面を見ているみなさん、ついてきてくださーい!!」と呼びかけたが、劇場内は審査員のメンバー4人と3台のカメラマン、関係者数名しかおらず、反応はイマイチ。普段のライブでは当たり前のコールやサイリウムはなかったが、メンバーはいつもと変わらないパフォーマンスを見せた。

 アンコールの際には、審査員として観覧していたキャプテンの小嶋花梨(20)が「よっしゃ! アンコール行くぞー!!」と叫び、音頭をとる異例の展開に。

 最後は川上千尋(21)が「いつも通りお見送り会をしたかったのですが、できませんので、このまま最後まで配信を見てくださる方をお見送りしてから終わりたいと思います」と説明し、カメラの前でメンバー1人ずつ視聴者に感謝の気持ちを述べて締めくくった。

 配信限定の無観客公演は6日まで行われる。