NHK 休校中の児童生徒のため番組特別編成 運動不足解消へ体操も紹介

NHK 休校中の児童生徒のため番組特別編成 運動不足解消へ体操も紹介

 NHKは3日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため政府が全国の小中学校・高校、特別支援学校などに休校を要請したことを受け、在宅の児童生徒を対象とした特別コンテンツをEテレを中心に特別編成すると発表した。

 Eテレでは、午前9時から10時25分までの学校放送番組、午後2時から3時までの高校講座を休校期間も放送し、自宅学習をサポートする。ウェブサイト「NHK for School」では、特に未履修の単元を自宅で学習できるよう、教育現場の先生らが薦めるコンテンツを学年別にセレクトして掲載。またEテレのサブチャンネルを活用し、子供向けの番組を放送する。これらの一部は、1日から試行的に開始した常時同時配信・見逃し番組配信「NHKプラス」でも視聴できるようにする。

 また、外出ができずに運動不足になりがちな子供や高齢者を対象に、総合テレビの「あさイチ」「ごごナマ」などでロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)を予防する体操などを紹介する。