WeWorkがネタのドラマ、Apple TV+で作られるって。時価総額5兆円から大赤字、CEO解任まで…

WeWorkがネタのドラマ、Apple TV+で作られるって。時価総額5兆円から大赤字、CEO解任まで…

今も元気に営業していますよ。

まっかっかの大赤字からCEOの解任まで、話題に事欠かないコワーキングスペースの「WeWork(ウィーワーク)」。その限定ドラマシリーズがApple TV+にて制作されることが、海外にて報じられています。

Varietyが伝えた今回の情報によると、このシリーズはWonderyのポッドキャスト「WeCrashed: The Rise and Fall of WeWork」をベースとした内容となるそう。制作にはリー・アイゼンバーグ氏とドリュー・クレベロ氏がくわわります。

もちろん内容は、一時は時価総額が5兆円にまで達し、その後CEOが追放されるなど、劇的な歴史をたどったWeWorkについて。コワーキングスペースがなぜこのようなドラマティックな歴史をたどったのか、実に気になりますね。

実は私も個人的に、ベルリンにてWeWorkのスペースを契約していたことがあります。街で一番モダンなビルに、クールな内装、そして激高なスペース料金…と、なかなか刺激的な体験でした。一方で、スタッフは入居企業の対応に追われてフリーランスには興味を示さず、経営危機が報じられる頃になると突如、スペース料金が大幅値下げされるなど、じつにふわふわした経営が行われていました。

悪い報道ばかり伝えられるWeWorkですが、今でも日本を含む世界の拠点は営業を続けています。コスパはともかく、作業場所としてはなかなかいい作業環境だと思いますよ。

Source: Variety via Cult of Mac 塚本直樹