激しく熱いひな祭り U-NEXT Piratesと赤坂ドリブンズ セミファイナル進出かけ最後の直接対決/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
激しく熱いひな祭り U-NEXT Piratesと赤坂ドリブンズ セミファイナル進出かけ最後の直接対決/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、3月3日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、なんといってもリーグ6位のU-NEXT Piratesと、同7位の赤坂ドリブンズによる直接対決。上位6位までがセミファイナルに進出できるが、その差はわずか13.2ポイント。着順にして1つ分、点数なら満貫直撃でひっくり返る僅差の大激戦だ。

【中継映像】園田・多井・魚谷・朝倉の顔合わせ

 今期から8チームとなり、レギュラーシーズンが各90試合となったMリーグ。2年目のシーズンから導入されたセミファイナルは、大きな見せ場となっている。一時は上位争いにも加わり、沈みそうで沈まなかったU-NEXT Piratesだが、ここに来て成績は下降線。マイナス域に沈むと、ついに赤坂ドリブンズに足をつかまれた。この状況で登場するのは、ラスが続く朝倉康心(最高位戦)。不調を振り払って、自分とチーム、両方を救えるか。

 追う立場の赤坂ドリブンズからは園田賢(最高位戦)が出場する。どん底の最下位にいた時期も長く、昨年の覇者も早々に脱落かと思われたがチームメイトの村上淳(最高位戦)が、個人成績トップの大活躍で、なんとか逆転の可能性をつないできた。園田自身、まさかの個人最下位という大スランプではあるが、ここで勝利し、セミファイナル進出へのきっかけを作れたとなれば、今までの悪夢もきれいさっぱり洗い流される。

 残り4戦を、余裕を持って戦えるのが1位セガサミーフェニックスと、2位の渋谷ABEMAS。特にセガサミーフェニックスは、ここから全てラスを引いてもチームのセミファイナル進出には影響がないレベルのリードを持っている。とはいえ、ポイントの半分を持ち越すだけに、少しでも蓄えは多い方がいい。ひな祭りに登場するのは女性選手でトップの魚谷侑未(連盟)。10試合連続連対中と絶好調で、今夜も活躍が期待される。

 渋谷ABEMASからは多井隆晴(RMU)が出場。ここぞという場面での強さは神がかっており、個人成績でも気づけば8位まで上昇。トップを取ればベスト5に入ってくる。下位2チームの戦いに「心を鬼にしなくてはいけない事が多そう」と語っており、あくまでチームの利益を追求した戦いに徹する構えだ。

【3月3日1回戦】

赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦) 個人29位 ▲347.3
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU) 個人8位 +172.4
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人2位 +396.1
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦) ▲75.1

【3月2日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +431.0(86/90)
2位 渋谷ABEMAS +154.3(86/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +134.3(86/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +89.1(86/90)
5位 TEAM雷電 +61.4(86/90)
6位 U-NEXT Pirates ▲171.7(86/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲184.9(86/90)
8位 EX風林火山 ▲533.5(86/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。