マスクはバカ売れの海老蔵…気になる襲名披露興行の行方

マスクはバカ売れの海老蔵…気になる襲名披露興行の行方

 新型コロナウイルスの感染抑制に関する政府発表を受け、26日から福岡・博多座で行われていた「市川海老蔵特別公演」は27日の昼公演をもって中止された。市川海老蔵(42)は自身のブログに「十一代目 市川海老蔵最後の 勧進帳。」と予期せぬ“終幕”を惜しんだ。

 5月からは13代目市川団十郎白猿と、長男・堀越勸玄(6)の8代目市川新之助「同時襲名興行」が控えているが、7月末の東京オリンピックの開催すら危ぶまれている状況下で、興行自体が休演の可能性も浮上。またオリンピックの開会式で海老蔵が歌舞伎を披露するという噂もあり、関係者は気をもんでいるが……。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「襲名披露が行われないなど歌舞伎史上前例のないこと。無観客の舞台はありえませんから、関係者は『頼むから終息してくれ』と神頼みの状況だそうです」

■マスクは“エビ売れ”

 くしくも海老蔵が広告キャラクターを務める高級マスクがバカ売れ。ネットで「海老蔵」と検索すると次候補に「マスク」と出るほどで、3枚1組実勢価格700円から1000円程度のものがフリマサイトで3000円の高値で転売され“エビ売れ”と話題に。

「どんな時でも渦中の人という、彼らしい存在感の表し方でしょう」(前出の川内氏)

 成田屋のお家芸の“にらみ”でコロナ禍を払ってほしいものだ。