ライアットの新シューター『VALORANT』:スクリーンショット、発売時期、PCスペックが発表に

引用元:IGN JAPAN
ライアットの新シューター『VALORANT』:スクリーンショット、発売時期、PCスペックが発表に

ライアットゲームズが、これまで「Project A」として知られていたタクティカルシューターを『VALORANT』として正式に発表した。『リーグ・オブ・レジェンド』のデベロッパー開発の5V5の基本プレイ無料シューターゲームで、2020年の夏にリリースされる。
『VALORANT』に登場するのは、現実世界の文化や地域を背景に持った「エージェント」と呼ばれるキャラクターたち。『リーグ・オブ・レジェンド』の物語との関連はないということになる。設定は近未来の地球で、さまざまな地域からやってきたキャラクターたちはその文化的背景もさまざまだ。「エージェント」はそれぞれ固有の能力を持っているが、ゲームプレイの中心はチームベースのタクティカルシューティングとなる。

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ライアットゲームズのエグゼクティブプロデューサー、Anna Donlonは、「『VALORANT』の開発全体を通して意識していたのは、タクティカルシューターのコアと言える部分、つまり正確な射撃、銃撃戦、戦術的な立ち回りといった要素をしっかりと維持しようということでした」と述べている。例えば、「ハンドガンで安定した照準を行えるプレイヤーが、狙いの定まらないスナイパーを常に制する」ことになるという。キルタイムは短く、ヘッドショットの場合はほぼ一撃死、ライフルであれば3~4発で死亡する。さらに銃のリコイルも強烈だという。
2つのチームは、ラウンドベースの対戦でも攻撃側と防御側に分かれての対戦でも固定メンバーで「エージェント」としてともに戦う。24ラウンドで最も数多く勝利したチームが優勝チームとなる。

『VALORANT』はハイエンド・パフォーマンスを念頭に置いて考えられているため、「世界中のプレイヤーが無料で利用できるチックレート128Hzの専用ゲームサーバー」、「正確な当たり判定のためにカスタムチューンされたネットコード」、さらには独自開発のチート対策などを導入するとライアットゲームズは述べている。
『VALORANT』PCスペック
推奨スペック – 60 fps

CPU: Intel i3-4150
GPU: Geforce GT730

ハイエンドスペック – 144 fps以上

CPU: Intel Core i5-4460 3.2GHz
GPU: GTX 1050 Ti

最低スペック – 30fps

CPU: Intel i3-370M
GPU: Intel HD 3000
推奨ハードウェア環境

Windows 7/8/10 64-bit
4GB RAM
1GB VRAM

『VALORANT』は、10年前にリリースされたシングルゲーム、MOBA『リーグ・オブ・レジェンド』を開発したライアットゲームズの最新ゲーム。その10周年を記念して、『リーグ・オブ・レジェンド』のカードゲーム、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』、「Project L」と呼ばれている格闘ゲーム、「Project F」と呼ばれる謎のソーシャルゲームなど、ざまざまな新プロジェクトが発表されている。 Matt Kim