今村翔吾さんの「八本目の槍」が「第41回吉川英治文学新人賞」京都の自宅でガッツポーツ!「何回経験しても賞はドキドキものです」

引用元:中日スポーツ
今村翔吾さんの「八本目の槍」が「第41回吉川英治文学新人賞」京都の自宅でガッツポーツ!「何回経験しても賞はドキドキものです」

 「第41回吉川英治文学新人賞」が2日に発表され、芸能プロダクション「生島企画室」所属の作家今村翔吾(35)の小説「八本目の槍」(新潮社)が選ばれた。

 同賞は、公益財団法人吉川英治国民文化振興会が主催し、講談社が後援する1980年から創設された文学賞で、年1回発表されている。新人賞という名ではあるが、実態としては中堅の作家が候補者・受賞者の多くを占め、デビュー30年近い受賞者もいる。

 受賞作品は、「賤ヶ岳の七本槍」と呼ばれた羽柴秀吉の家臣達と石田三成の物語。昨年「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト10で第1位に選ばれていた。

 朗報を京都の自宅で聞いたという今村さんは「何回経験しても、賞はドキドキものです。聞いた瞬間、ガッツポーズを作りました」と、その瞬間を振り返った。正賞として賞牌、副賞として100万円と置時計が授与される。

 今村さんは1984年京都府生まれ。デビュー作「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」(祥伝社文庫)で18年に第7回歴史時代作家クラブ・文庫書き下ろし新人賞を受賞。同年、「童神」で第10回角川春樹小説賞を受賞した。