「王子」や「殿下」に未練なし? ハリー王子が公務で「ハリーと呼んで」とスピーチ

引用元:ELLEgirl
「王子」や「殿下」に未練なし? ハリー王子が公務で「ハリーと呼んで」とスピーチ

ハリー王子夫妻が英王室からの離脱を発表して以来、続いてきた“物語”にも終わりが近づいている。伝えられてきた一連の出来事は、多くの人にとって強く記憶に残るものになったと言えそう。

現時点で抑えておくべき最も重要なことは──(a)ハリー王子とメーガン妃はカナダでの新たな生活を楽しんでいる、(b)夫妻は「サセックス・ロイヤル」の商標を使用できない、(c)ハリー王子は今後、“ハリー王子”と呼ばれることを望んでいない、ということ。

(c)については、“まさか”と思う人もいるかもしれない。けれど、これは本当のこと。ハリー王子は(敬称を付けずに)ただ「ハリーと呼んでほしい」、と人々に呼びかけている。 「王子」や「殿下」に未練なし? ハリー王子が公務で「ハリーと呼んで」とスピーチ Photos: GETTY IMAGES 王子は現在、王族としての最後の公務のためイギリスに帰国中。2月26日(現地時間)には持続可能(サステナブル)な旅を奨励するためのグローバル・パートナーシップ、「Travalyst(トラバリスト)」がスコットランドで開催したイベントに出席し、スピーチを行った。

ステージに上がる王子を紹介したイベントの司会者は、「…ご挨拶いただきますが、ただ“ハリー”と呼んでほしいとのことです。皆さん、スコットランド式にハリーを大歓迎しましょう」と会場に向かって呼びかけた。

ハリー王子とメーガン妃がサックス公爵と公爵夫人の称号を持つことは、今後も変わらない。だが、「殿下」「妃殿下」の敬称は使用しないことになる。バッキンガム宮殿の声明によれば、夫妻がこの敬称の使用を中止するのは「2020年春」とのこと。 「王子」や「殿下」に未練なし? ハリー王子が公務で「ハリーと呼んで」とスピーチ Photos: GETTY IMAGES 夫妻が王室の一員としてではない新たな生活に向けての移行期間に入るのは、2020年4月1日からとされている。夫妻は「殿下と妃殿下」ではなくなる日を、どんな気持ちで迎えるのだろう…?
(From COSMOPOLITAN)