テイラー・スウィフトが傲慢男に変身。新曲MVで宿敵スクーター・ブラウンを痛烈批判

引用元:ELLE ONLINE
テイラー・スウィフトが傲慢男に変身。新曲MVで宿敵スクーター・ブラウンを痛烈批判

ニューシングル「The Man」のミュージックビデオをリリースしたテイラー・スウィフト。この曲でテイラーは「もし私が男だったら、もっと早くここまでたどり着けたのかな」「もし私が男だったら、下品な服を着ていても、いいアイディアがダメになったり力を失ったりはしない」と歌い、男性と女性のダブルスタンダードを批判している。MVではそのメッセージをより鮮明に伝えている。

登場するのは地下鉄で脚を広げて座り、ヨットでモデルたちと豪遊し、部下やウェイターを怒鳴りつける、やり手(風)ビジネスマン(以下、男)。なんと演じているのはテイラー本人! テイラー・スウィフトが傲慢男に変身。新曲MVで宿敵スクーター・ブラウンを痛烈批判 スクーター・ブラウン(Scooter Braun)GETTY IMAGES この中で盛大にディスられているのがスクーター・ブラウン。テイラーが過去に在籍していたレコードレーベルを買収、彼女のアルバムの原盤を獲得したことで2人の間にバトルが繰り広げられたのはご存知の通り。この男の風貌がどことなくスクーターに似ているのはさておき、地下鉄で男が立って用を足すシーンにはテイラーの過去のアルバムタイトルが落書きされ「行方不明。見つけたらテイラーに返して」とポスターが貼ってある。そしてその反対側には「スクーター禁止」の標識が!

今回のメインターゲットはスクーターだけれど、天敵カニエ・ウェストに対する揶揄も。男が一夜を共にした女性の家から帰るときに走り抜ける不気味な廊下は、カニエとキム・カーダシアンの自宅にそっくり! テイラー・スウィフトが傲慢男に変身。新曲MVで宿敵スクーター・ブラウンを痛烈批判 photo : courtesy of Kyle via twitter このビデオを監督したのはテイラー本人。最後には監督としてのテイラーが登場、男に「次はもっとセクシーにできる? もっとみんなに好かれる感じで?」と女性がされがちなダメ出しをしている。子どもと遊んでいるだけで「世界で最も素敵なパパ」と称賛され、テニスコートで暴れても何も言われない男の姿を通してダブルスタンダードを浮き彫りにしたテイラー。この渾身の一作はファンでなくても必見!
(text : Yoko Nagasaka)