吉田羊主演『コールドケース』シーズン3、今冬放送

引用元:オリコン
吉田羊主演『コールドケース』シーズン3、今冬放送

 女優の吉田羊が主演する『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』が、WOWOW開局30周年記念番組の一つとして、今冬、放送されることが発表された。

【写真】シーズン2が放送された2年前の5人

 同ドラマは、2003年から10年まで全7シーズンにわたり、米CBSで放送され、高視聴率を記録した、未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描いたドラマシリーズの“日本版”。

 オリジナル版ではフィラデルフィアだった舞台を、日本版では神奈川に移し、主演の吉田が、神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る刑事・石川百合を好演。永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和が演じるチームメンバーとともに、毎話異なる未解決事件の真相を解明していくハイクオリティ・クライムサスペンスを展開してきた。

 シーズン3となる今作では、百合が率いる神奈川県警捜査一課チームの結束力はさらに高まり、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかになる。さらに今作では、今まで語られることのなかった個々の物語も見どころに。今作でも新たな未解決事件の年代やテーマ、さらには未解決事件が起きた当時のヒット曲、そして各話を彩るゲスト陣にも期待が高まる。

 監督は『サイレント・トーキョー』の公開を控える波多野貴文監督をはじめ、『連続ドラマW 殺人分析班』シリーズの内片輝監督、『連続ドラマW ミラー・ツインズ』の守下敏行監督、音楽も『メアリと魔女の花』の村松崇継が引き続き担当する。

 先日クランクインを迎えた現場からは、再び集結した豪華スタッフ、キャスト陣の素晴らしいパフォーマンスに歓喜の声があがっているそう。吉田は「今はワクワクしかないです。馴染みの良さがシーズン2に続いてありました」と語り、三浦も「5人がとっても良い感じの集まりになっている」と語っている。

■吉田羊のコメント
 本当にうれしかったです。私にとってこの石川百合という役は自分の一部みたいなもので、百合のその後の人生をまた演じたいなと思っていたので、今はワクワクしかないです。好きな役の人生を長らく生きられる事、大切な作品を何度も演じられる事は、奇跡に近い幸福。叶えて下さった全ての皆様に心から感謝します。

 みんなとも話していたのですが、年末に撮影をして、お正月休みを挟んで、また年明けから撮影再開、というくらいの馴染みの良さが、シーズン2に続いてありました。また、キャスト・スタッフ全員がこの現場を楽しみにしていたという感情が伝わってこれまたうれしく、さらなる高みと深みを目指せるのではないかと思います。

 今シーズンは攻めています。シリーズ化の難しさに、身を焦がして挑戦している感じ。特に5人が、シーズン1、2を経て絆を深めたからこそ、怖がらずにぶつかり合っている。絆がまた違う形に変化していく、そういうシーズン3になっている気がします。途中ハラハラする展開もあるかと思いますが、この5人の“今”を見ていただけたらうれしいです。