吉沢亮、ミュージカル初挑戦「ボイトレに通いまくっています」

引用元:オリコン
吉沢亮、ミュージカル初挑戦「ボイトレに通いまくっています」

 俳優の吉沢亮(26)が、今秋、ミュージカルに初挑戦することが発表された。トニー賞12部門、史上最多受賞した大ヒットブロードウェイミュージカル『プロデューサーズ』の日本版で、演出は笑いの鬼才・福田雄一氏が担当。吉沢は、ミュージカル界のプリンス、井上芳雄が演じる落ち目のプロデューサーとコンビを組む会計士・レオ役を演じる(大野拓朗とダブルキャスト)。公演は、東京・渋谷の東急シアターオーブで11月9日~12月6日を予定。

【動画】役との向き合い方を明かした吉沢亮

 『プロデューサーズ』は、1968年の同名映画をもとに、2001年にブロードウェイで舞台化。落ち目のプロデューサーのマックスが、気の弱い会計士レオと組んで出資者からの資金をだまし取る詐欺を思い付き、史上最悪のミュージカル製作に乗り出す姿を描くコメディー。日本でも05年にブロードウェイキャストによる来日公演、05年と08年に日本人キャストによって上演されているが、福田氏が演出を担当するのは初。ほかに、ディズニー映画『アラジン』で注目された木下晴香や佐藤二朗、吉野圭吾、木村達成、春風ひとみらが共演する。

 舞台経験はあるがミュージカルは初めての吉沢は「出演が決まった時は、怖かったです。今も怖いです。皆様実力者ばっかりだし。超人気演目だし。福田さんだし。ただ、いつかはミュージカルをやってみたいと思っていたので、本番までにしっかり準備をして挑みたいと思います」と意気込み。

 今はボイストレーニングに「通いまくってます」といい、「井上芳雄さんは言わずと知れたミュージカル界の大スターだし、大野拓朗さんもいろいろなミュージカルをやられているので、僕だけ悪目立ちしないか不安しかありません…。とにかく足を引っ張らないように」と、覚悟は決まっているようだ。

 一方、井上は「まさかこんなチャンスが頂けるとは!大好きなミュージカルコメディであり、福田さんとのミュージカルも熱望していたので、願ったりかなったりです」と歓喜。現在、米ニューヨークで武者修行中の大野も「確実に、さらなるスキルアップが必要で、ニューヨークでの歌とダンス、芝居のレッスンはもちろんのこと、ブロードウェイでプロデューサーや演出家になることを目指している仲間たちからも刺激をもらい、役作りに生かして行きたいと思っています」と、張り切っている。