「支え合えたらいいな」 大原優乃、重度の“魚介アレルギー”を初公表 家族の思いにも共感集まる

引用元:ねとらぼ
「支え合えたらいいな」 大原優乃、重度の“魚介アレルギー”を初公表 家族の思いにも共感集まる

 女優の大原優乃さんが、2月25日に放送された「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ)に出演し、自身が重度の“魚介アレルギー”であることを初公表。命の危険にさらされたおでん屋での事件の裏にあった家族の思いなども明かし、「アレルギーって、辛いよね。命に関わることだからとても大事」「自分が大変やのに家族に気を遣うところとか優乃ちゃん優しいな~って思った」など反響を呼んでいます。

【画像】SNSでの報告にも反響

 大原さんは、10歳で5人組ダンス&ボーカルユニット「Dream5」のメンバーとしてデビュー。現在はグラビアの他、テレビドラマ「ゆるキャン△」の各務原なでしこ役など俳優業でも活躍の幅を広げています。

 「芸能人のアレルギー」をテーマにした同番組で、自ら出演したVTRをおり交ぜながら自身のアレルギー体験を語った大原さん。それは、中学校の頃、イベント後に行ったおでん屋での出来事。おでんを食べた大原さんは喉のかゆみや呼吸困難、全身のじんましんなど、アナフィラキシーの症状を発現したといいます。

 しかし、もともと大原さんは“魚介アレルギー”。1歳のとき、父親が釣ってきたクロダイをみそ汁にして食べさせたところ、顔の腫れやじんましんなどの症状が出たため、病院で検査を行うと、クロダイだけでなく、ほとんどの魚で高いアレルギー反応が認められたとのこと。同番組でも大原さんに血液検査や直接肌にエキスを垂らすプリックテストを実施。検査をした全ての魚で陽性反応が出ていました。

 その後は、アレルギーに対応してくれる小学校を探して入学。毎月、給食の献立を細かく打ち合わせては調理器具や食器を別にして、専用の給食を作ってもらっていたそうです。また、魚を調理する蒸気や煙にすら反応してしまうことも分かり、日頃から気を付けていたものの、おでん屋でアレルギー反応を起こしてしまったのは、母の優しさと本人のうっかりが関係していました。

 大原さんの実家で出てくるおでんは、好きなものを食べられない娘をかわいそうだと思っていた母の配慮でつみれも鶏肉で作るなど、魚介系の食材を用いずに作られたものばかり。そのため大原さんにはおでんが危ないという認識がなく、あわやの事態を招いてしまったようです。そうしたつらい経験を語る大原さんは、「一番は家族に申し訳ないなと思います。家族は私がいる食卓では魚を食べないようにしてくれていたので」と、支えてくれた家族への思いを口にしていました。

 番組終了後には自身のSNSで「魚の食物アレルギーを初公表しました。日々皆さんから勇気を頂いている中で、アレルギーの人にしか分からない気持ちもあると思うので支え合えたらいいな、と思い今回決断しました」と両親やマネージャーへの感謝とともに報告した大原さん。

 ファンからは「ゆーのちゃんファンでも結構知らなかった事実 びっくりしました」「ご両親とマネージャーさんの愛のある気遣いにはとても感動」「アレルギーで共有できることもあるので、公表したのは間違ってないと思います」「優乃ちゃんがお父さんと釣り行く写真とかを今まで見たことがあったから、魚ダメな優乃ちゃんも釣り好きなお父さんを思ってる事とか、優乃ちゃんの家族もちゃんと支えて優乃ちゃんを思ってるのが伝わって、ほんわかしました」など多くの感想が寄せられています。 ねとらぼ