小泉孝太郎、『ハケンの品格』13年ぶり新作で続投 主任から課長へ出世「一緒にワクワクできるような作品に」

引用元:オリコン
小泉孝太郎、『ハケンの品格』13年ぶり新作で続投 主任から課長へ出世「一緒にワクワクできるような作品に」

 俳優の小泉孝太郎が、4月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『ハケンの品格』(毎週水曜 後10:00)に出演する。13年ぶりとなる新作で前作同様、里中賢介役を続投する。主演の篠原涼子演じる“最強のハケン社員”大前春子との恋の行方にも注目。「当時も『チーム ハケンの品格』の熱量には特別なエネルギーを感じていましたので、それをさらにパワーアップして皆さんにお伝えしたいです。初めて見る方にも、そして前作から引き続き見てくださる方にも、一緒にワクワクできるような作品にできたらと思っています」と意気込みを語っている。

【写真】13年前は”主任”だった…当時の小泉孝太郎

 時代は平成から令和へ。新卒で会社に就職し正社員になれば将来は安泰、という日本の雇用システムは終わり、もはや「サラリーマンになれば一生安泰」というのは幻想となった。日本人の仕事に対する考え方も大きな変化を見せているなか、「働き方改革」「高齢化」「副業」「アウトソーシング」「AI導入」などカオスと化したこの時代、一匹狼のスーパー派遣社員・大前春子はどんな働き方をしているのだろうか。このドラマは新しい時代の働く者の品格を問う。

 13年前はマーケティング課の主任だった里中だが、『ハケン弁当』の大成功も後押しし、なんだかんだと出世コースに乗った結果、営業局営業企画課長に出世。しかし近年の「働きかた」の複雑化やそれぞれの立場によっての矛盾や対立が増え、それでも良い管理職であろうと不器用に汗をかく毎日…。

 里中は会社の未来に漠然とした不安を抱き、右肩下がりの会社とその社員たちに良い刺激を与えようと、一大決心で“スーパーハケン”大前春子を呼び出す。果たして里中は、揺らぐ会社(S&F)を立て直すことができるのか。

 今回の復活に小泉も「もちろんうれしかったですが、『本当に…?』とちょっと信じられない思いの方が強かったです」と驚き。「ただ、今日衣装合わせをして、スタッフさんと会って、役柄・共演者の話をしてく中で徐々に実感が沸いてきました。また大前春子に会えると思うと…視聴者の皆さんと同じくらい楽しみです」と期待を寄せる。

 「13年という時が経っていますが、それぞれがそれぞれの場で活躍、成長して、また集まってお芝居ができる事は何よりの喜びですし、一度一緒に作品を作ったことのあるチームだからこそのあうんの呼吸、チームワークが発揮できるのではと思っています」と自信を見せる。「僕が演じる里中は、主任から課長に昇進してはいますが、彼の持つ人柄は変わっておらず、立場が変わったからこその悩みや目線は、きっと視聴者に近いものだと思うので、里中を通していろんなことを感じていただけたらうれしいです」と呼びかけている。