桂福団治が60周年記念公演に向け会見「自然のままに」

引用元:スポーツ報知
桂福団治が60周年記念公演に向け会見「自然のままに」

 落語家の桂福団治(79)が26日、兵庫・神戸新開地の喜楽館で「桂福団治・芸歴60周年記念3DAYS」(3月16~18日)に向け、意気込みを語った。「泣いたり笑ったり、悲喜こもごもの60年。失敗を経験して後悔だらけだったが、今は味わってきたことが本当に良かった、楽しかったと感じている」と振り返った。

 60年の間には声が出なくなった時もあり、その時に手話落語を考案した。「やってよかった。100人を超える聴覚障害者の方も増えています」と笑顔。今年80歳を迎えるが「自然のまま。時々忘れましたというのもある。はなしが途中で混乱することも起こりうるが、心配していない。忘れたら忘れた時。1つの売り物になる」と笑い飛ばした。コロナウイルス感染予防のたえ様々な興業が中止になっているが「心配ですが、大入り満席に」と希望。60周年記念千社札ステッカーを来場者全員に配布すると発表した。

 また、喜楽館では「住吉踊りウィーク」(4月20~26日)の開催も発表。笑福亭生喬(51)は「精鋭部隊でやりますが、ゲストにも踊ってもらいます。ただ踊るんじゃなく笑っていただきたい。1週間あるので、最後はめちゃくちゃうまくなっているか、だれているか。住吉踊りか祇園の都をどりかです」と笑わせた。 報知新聞社