辛坊治郎氏、起訴された沢尻エリカ被告の事件を受け「芸能界と薬物は残念ながら親和性が高いような気がします」

引用元:スポーツ報知

 7日放送の日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・前8時)で、女優の沢尻エリカ容疑者(33)が6日、合成麻薬MDMAなどを所持したとして麻薬取締法違反の罪で東京地検に起訴されたことを報じた。

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 沢尻被告は即日に保釈保証金500万円を現金納付。先月16日の逮捕から20日ぶりに釈放された。報道陣の前に姿を見せることはなく、保釈後に直筆署名入り文書で、謝罪の言葉とともに「多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております」と、つづった。

 沢尻被告は文書の中で「今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します」と誓いを立てた。捜査関係者によると、沢尻被告は「これまでに大麻やLSD、コカインも使った」と供述し、常習性は強い。保釈後は都内の病院へと直行。今後は薬物からの更生へ向けて治療を受けることになる。

 一方、保釈直後には所属事務所が文書で沢尻被告を解雇しない考えを示した。「弁護士を含めた専門家の指導の下、本人を更生するための支援をいたします」とし、今後もマネジメントを続ける意向だ。「本人に対する処分につきましては今後の裁判の結果を踏まえて決定させていただき、改めて皆様にご報告させていただきます」とした。

 今回の事件に辛坊治郎キャスターは「芸能人とひとくくりはいかがなものかと思いますが、ただ、芸能界と薬物は残念ながら親和性が高いような気がします」と指摘した。番組では法律の専門家が公判での判決を執行猶予付き判決になることを解説したが、辛坊氏は「執行猶予がついたら逆に薬物を断ち切る環境の中に自分で身をおかなきゃいけないところがあります」とコメントしていた。

報知新聞社