BTS、米人気番組をジャック&グランド・セントラル駅で「ON」の圧巻パフォーマンス

引用元:Billboard JAPAN
BTS、米人気番組をジャック&グランド・セントラル駅で「ON」の圧巻パフォーマンス

 現地時間2020年2月24日、BTSが米人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジミー・ファロン』をジャックし、圧巻のパフォーマンスを披露した他、インタビューやゲーム・コーナーなどにも出演した。

 番組冒頭のインタビューでは、米NYの地下鉄に揺られながら、NYを舞台にしたお気に入りの映画『ホーム・アローン2』、名声との付き合い方、韓国の音楽授賞式【MAMA】で主要部門を独占した感想などを語った。理想の仕事について問われると、「ビジネスマン」と答えたRMに対し、Vがサックス奏者を挙げたため、サックスのメロディ・ラインが印象的な故ジョージ・マイケルの人気曲「Careless Whisper」を司会のジミーが即興で歌い出し、メンバー一同盛り上る場面もあった。

 今となってはBTSとしての活動が理想の仕事となったわけだが、約300人の観客を前にデビュー・ショーケースを行った当時から野心に燃えていたそうで「メンバー全員、気合十分だった。当時の僕らの目を見れば分かる」とVは振り返っている。

 ニュー・アルバム『Map of the Soul: 7』が、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”、そして全英チャートでも1位に初登場することが有力視されている彼らだが、今作のタイトルにもなっている“7”が持つ意味については、RMが「もちろんラッキー・ナンバーでもあるし、結成してから7年という意味も込められている」と説明し、「7はジャックポットなんだ」と述べている。

 メンバーたちは、ファンのA.R.M.Yから寄せられた、“メロディと歌詞どちらを先に思いつくのか”、“コンサートで楽しみにしていることは何か”などの質問にも答え、RMとジミンは“ブラック・ビーン・ヌードル事件”についても明らかにした。

 また、“Subway Olympics”(地下鉄オリンピック)と題されたコーナーでは、手の甲にアヒルのおもちゃを乗せて上手くバランスを取りながら、対戦相手のアヒルを落とすというゲーム、手を使わずにサングラスとゴム手袋を激しくダンスをして脱ぐ速さを競うゲーム、そして最終決戦では15秒間でどれだけの多くの付箋を多くを体に貼れるかというゲームで競った。

 続いて、米NYの老舗デリ“Katz’s Deli”を訪れたメンバーたちは、人気メニューのパストラミ・サンドイッチに舌鼓し、オーナーから直々に作り方を学んだサンドイッチを集まった人々に振舞った。

 番組のフィナーレでは、大勢のダンサーたちとともに最新アルバム『Map of the Soul: 7』からのリード・シングル「ON」の息をのむパフォーマンスをグランド・セントラル駅で披露し、ジミーやバンドとのダンス・パーティーで番組は幕を閉じた。