引用元:スポニチアネックス
宝塚歌劇団・星組公演「眩耀(げんよう)の谷」の新人公演が25日、兵庫・宝塚大劇場で行われ入団5年目の碧海さりお(あおみ・さりお)が初主演を務めた。
トップスターで本役の礼真琴(れい・まこと)から「うまくやろうとしなくていいから、思い切り楽しんでおいで」と背中を押され、はつらつと舞台に登場した碧海は、澄んだ歌声と初々しい演技で客席の心をとらえ、大きな拍手を浴びた。
しかし一転、カーテンコールでは「緊張や不安でおしつぶされそうになる自分がいました」と声を震わせ初主演らしい一幕も。
開演前は「あまり緊張しなかった」そうだが「舞台に出て緊張で“あれ?”っていう瞬間があって、ライトがとてもまぶしかったり、カツラを気にしたり…。役ではなく時々(素の)碧海さりお”になってしまう瞬間があった」と反省も忘れなかった。
またヒロインを務めた入団6年目の桜庭舞(さくらば・まい)は「今日は朝からずっと緊張していて、始まってからも緊張して…。でもこの役に出会えて幸せです」と笑顔で振り返った。