元ギンナナ金成公信が「千葉公平」に改名し吉本新喜劇デビュー、間寛平の“愛”

元ギンナナ金成公信が「千葉公平」に改名し吉本新喜劇デビュー、間寛平の“愛”

元ギンナナの金成公信が今年1月に吉本新喜劇に入団。間寛平命名による「千葉公平(ちばこうへい)」に改名し、本日2月25日に京都・よしもと祇園花月にて初舞台を踏んだ。

【写真】吉本新喜劇デビューを果たした千葉公平。(メディアギャラリー他4件)

千葉はNSC東京校2期生で、現・Mr.都市伝説 関暁夫とのコンビ・ハローバイバイとして活動。同コンビを2009年に解散したのち、翌年の2010年に菊池健一とギンナナを結成した。ギンナナは菊池のハワイ移住に伴い2019年6月より活動休止していたが、同年12月、正式に解散。かねてより東京・ルミネtheよしもとのスペシャルコメディでも活躍していた千葉は、新喜劇の地方公演で間寛平の面白さに衝撃を受け、吉本新喜劇に挑戦すべく今年1月より大阪に拠点を移していた。

本日、千葉が登場したのは川畑泰史が座長を務める「生き別れ、それは俺!?」。中條健一扮する借金取りの弟分役でデビューを果たし、エンディングでは「東京で23年間、芸人をやってきましたが、今年から大阪で1年目としてがんばります!」と挨拶した。終演後の囲み取材では「23年やっていたのかっていうくらい緊張しました。気合いが入りすぎて祇園四条駅に7時50分に着きました(笑)」と告白。「大阪に住んで、骨を埋める気持ちで来ております。すごい先の目標というよりも、1個1個、目の前のことをやっていけたら」と真摯に語った。

芸名は、間寛平から3つの芸名を提案され、その中から選んだもの。千葉県出身にちなんだ「千葉」に、本名である「公信」の「公」と間寛平の「平」を足して「公平」になった。千葉は「(寛平に)『ペイやるわ!』と言われました(笑)。一文字いただいたことがうれしくて」と笑顔。共演した島田珠代は「寛平兄さんが4、5時間、朝からずっと千葉ちゃんの話をしていたことがあった。『(千葉は)力があるんや、何とかしたい』とずっと話をされていました。本当に愛が深いと思いました」と裏話を明かした。

島田一の介は、初日にして、座長に相談した上で台本と異なるセリフを操っていた千葉に舌を巻き、「ほんまに慣れているなと。ちゃんと芝居もできるし。徐々にいろんな役をやっていったらいいと思います。貴重な存在になると思います」と期待。川畑も「3月10日からなんばグランド花月で座長週をやらせてもらうのですが、それにも出ていただきます。NGKデビューが3月10日。それくらい期待している。ゆくゆくは座長になるくらいの気持ちを持ってな!」と千葉を激励する。「なんでもやる覚悟」と気合い十分の千葉が、吉本新喜劇でどんな活躍を見せるのか楽しみにしよう。