テレ朝社長「10万円-」キノコ疑惑で謝罪「不適切な演出」 スクラッチ宝くじは「当たりくじ購入は不可能」

引用元:中日スポーツ
テレ朝社長「10万円-」キノコ疑惑で謝罪「不適切な演出」 スクラッチ宝くじは「当たりくじ購入は不可能」

 テレビ朝日の定例社長会見が25日、東京・六本木の同局で開かれた。

 亀山慶二社長はバラエティー「10万円でできるかな」の宝くじ企画での「やらせ疑惑」について回答。10万円の資金で宝くじを購入し、どれだけ当たるか検証する企画で、当せんを増やすため実際には数十万円の資金がつぎ込まれていたなどと報じられた。

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 亀山社長は「当たりの傾向や法則を少しでも確認し、スクラッチの開け方をどう見せるかなどを検討するために事前に10万円以上の宝くじを購入したことがあったことは事実」とした上で「仮に当たりの法則を把握しても削る前に当たりくじを購入することはスクラッチ宝くじの仕組み上、不可能。本番では新たにロケ中に購入したスクラッチ宝くじを使用しており、事前に傾向と法則の確認のために削ったスクラッチ宝くじを実際の撮影で使用することはありません」と否定した。

 一方、同番組が以前、深夜帯で放送されていたころ、キノコを栽培する企画での「やらせ疑惑」について亀山社長は「ヒラタケ、ラディッシュなどの収穫物が天候不順等で予定通り収穫できなかったため通常の収穫期のイメージを放送しようとほかから購入したものを撮影に用いたことが分かりました。これは不適切な演出であり、視聴者の皆さま並びに関係者の皆さまに深くおわびを申し上げます」と謝罪した。