BTS、異例の記者不在会場で会見 兵役にも言及

引用元:オリコン
BTS、異例の記者不在会場で会見 兵役にも言及

 韓国の男性7人組グループ・BTSが24日、米国から帰国後すぐにグローバル記者会見を行い、最新アルバム『MAP OF THE SOUL:7』(21日発売)などについて語り、兵役にも言及した。新型コロナウイルスの感染予防のため、会見は記者不在の会場からYouTubeの生中継で行われ、事前に世界中の記者から集まった質問に答える様子が生配信された。

【写真】世界中の記者から集まった質問に答えるBTS

 兵役に関する質問にJINは「皆さんが気になっているところかと思います。まだ決まっていることはないのですが、義務なので声がかかったら行く予定です」とコメント。BTSの今後の活動についてJIMINは「これからも僕たちの歌で癒しや共感を与えることができたら、それが最も大きな資産だと思います」と語り、JUNG KOOKは「ARMY(ファン)がいるからここにいることができるし、グラミー賞に出ることができました。4月からのツアーも期待してほしいです」と呼びかけた。

 最新アルバムについてJINは「BTSの7年を振り返るアルバム」といい、「前作(『MAP OF THE SOUL : PERSONA』)は世の中の関心と愛の楽しさを歌って、世の中に見えている僕たちの姿(ペルソナ)を発見しましたが、今回のアルバムは少し違う僕たちを見せたくて、ここに来るまでの道、今感じている感情を正直に描いた僕たちの本音のようなアルバム」と説明。各メンバーのソロ曲も収録されており、Vは「メンバーがそれぞれの個性を活かしたトラックができたと思います」と自信をにじませた。

 アルバムのタイトルに含まれている『7』に関連し、デビュー7年目を迎えたことに関する質問にJ-HOPEは「一緒に生活をするなかでいろいろ大変なこともありましたが、メンバーと一緒にいると幸せを感じられます」としみじみ。先月26日に韓国アーティストとしては初となる米音楽界最高峰の祭典『第62回グラミー賞授賞式』でパフォーマンスをしたことについては「2年連続で参加できて光栄でした。来年もステージに立てたらうれしいです」(SUGA)と意欲を燃やした。

 BTSは今後、本格的にアルバム「MAP OF THE SOUL : 7」の活動を行う予定。RMは「僕たちは本当に運が良かったです。いまこうやって音楽ができていること、こんなにもたくさんの皆様に記者会見を見ていただけて幸せに思っています。これからの7年もこのメンバーで元気で1日1日を感じながら活動していきたいです」ファンに感謝し、意気込みを語った。