【スカーレット】第20週「もういちど家族に」振り返り

引用元:オリコン
【スカーレット】第20週「もういちど家族に」振り返り

 NHKで放送中の連続テレビ小説『スカーレット』(月~土 前8:00 総合ほか)。第20週「もういちど家族に」(第115回~第120回:2月17日~22日)を振り返る。

【写真】八郎にハグする喜美子など第20週の主なシーン

 行方不明の小池アンリ(烏丸せつこ)が無事戻り、安堵した川原喜美子(戸田恵梨香)。その晩、二人でワインを飲んで語らうが翌朝、人生初の二日酔いに襲われる喜美子。さらに、アンリから自分が八郎(松下洸平)の名を口にして泣いたと聞かされて驚く。その頃、信作(林遣都)が居酒屋に呼び出したのは八郎だった。

 照子(大島優子)が上等の肉を持って喜美子を訪ねてくる。居合わせたアンリを紹介すると、夕食をみんな一緒に食べることに。喜美子は信作にも声をかけ、準備を始める。アンリ、照子も手伝いながら女3人で身の上話で盛り上がり、喜美子が八郎の名前を呼んで泣いたとばらされる。そこへ、信作が八郎を連れてきたので、喜美子は戸惑い、照子は大あわて。

 喜美子と八郎の間には微妙な空気がただようが、事情を知らないアンリのペースにみんなひきこまれていく。喜美子は信作、照子となぜかダンスまですることに。その翌朝、喜美子が子育てを終えた自分の行く末を考えていると、アンリから「作品が人生を豊かにしている。あんたは一人じゃない」と励まされ、「一緒にパリ旅行に行かないか」と誘われる。

 一方、窯業研究所に通う武志(伊藤健太郎)は腕試しに作品を次世代展に出品するよう勧められる。悩んだ武志は喜美子に相談。さらに、喜美子と八郎が食事をしたことを聞き、子どものように喜ぶのだった。

 武志はかつて八郎が新人賞を取った赤い皿が見たいと、八郎をかわはら工房に呼び寄せた。たまたま工房にいた美術商の住田(田中美央)は元のさやに戻るのかと勘違い。その日中に名古屋に戻るという八郎を武志が懸命に引き留め、八郎は結局泊まることに。武志は八郎と話をするのだった。

 その日の夕方、意外な二人が訪ねてくる。それはかつて八郎の弟子で、辞めさせられた腹いせに窃盗騒動を起こした二人だった。八郎は二人の謝罪を受け入れ、喜美子は今も陶芸を続けているという二人に惜しげもなく、穴窯のノウハウを教えるのだった。

よそよそしいの雰囲気が、信作や照子、武志にまで気を遣わせていると感じた喜美子は意を決して、「ハチさんて呼んでええ? 喜美子呼んで? 普通にいこうや。新しい関係築こう」と八郎に提案し、平常心を装って八郎を抱きしめる。

 一方、前に進みたいという八郎は、かつて新人賞を取った赤い皿を手に取り、何度も割ろうと思ったと打ち明ける。喜美子に「壊して、前に進み」と背中を押された八郎。結局、武志が手を滑らせて割ってしまう。

 そして、アンリとのパリ行きの話を喜美子は「無性に今、作りたいんです」と断った。アンリは、芸術以外で人生を豊かにするもの、それは「人を思うことや」ということばを喜美子に残し、笑顔で去って行った。