大泉洋、感涙の小池栄子に負けじとうそ泣き

大泉洋、感涙の小池栄子に負けじとうそ泣き

 俳優の大泉洋と小池栄子が23日、映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(全国公開中)の感謝御礼舞台あいさつを成島出監督と共に東京・丸の内ピカデリーで行った。大勢の観客に感激した小池が涙を流すと、大泉は急きょ泣きまねをし、「欲しがるよねぇ」と小池に突っ込まれていた。

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 太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが戯曲化した舞台を、『八日目の蝉』などの成島監督が映画化した喜劇。優柔不断だけど女にモテる雑誌編集長・田島周二(大泉)が、複数の愛人と手を切るために、金にがめつい永井キヌ子(小池)に妻のフリをしてもらうことから始まる騒動を描く。大勢の観客で会場が埋まったさまを目の当たりにした大泉は「ビックリしましたね」と驚いた様子を見せつつも、多くの人がマスク姿だったことに「世間ではマスクがないないと言われていますけど、まだまだありますね。こんなご時世に来ていただいてありがとうございます。僕らはこれから必死にトークをします。映画の余韻を台無しにするトークをこれからしますので、映画の余韻に浸りたい方はこのまま帰っていただいた方がいいと思います」と軽妙にあいさつ。 小池は感激の表情で「(劇場に)入った瞬間に感動しました。数ある作品の中で、この映画を観てくださって感動しております。ウルウルしております。お客さんが来てくださるか不安だったんですが、皆さまの笑顔もしっかりと見えます」と語ると、その瞳からは涙が溢れてくる。その様子に成島監督も感激した様子で「栄子ちゃんが横でウルウルとしているから、こっちもウルウルきてしまいました」と続けた。 大泉は、そんな二人のしみじみした様子が悔しかったようで、突如、泣きまねを始めると「今日はお客さんが半分くらいしか来てくれないかと思っていたので、本当にありがとうございます」と改めてあいさつ。「欲しがるよねぇ」と言う小池に向かって、大泉は「小池栄子の株だけが上がってしまうのが悔しくてしょうがない。本当にそういうところずるいよな!」と身も蓋もないコメント。だが、小池は意に介さない様子で「全然涙が流れていないよね。(カメラマンたちの)フラッシュの量も減っているよ」と鋭いツッコミを入れていた。

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