本上まなみに見える…かわいすぎる塚地武雅の“お母さん感”に見る圧倒的な憑依芸

引用元:オリコン
本上まなみに見える…かわいすぎる塚地武雅の“お母さん感”に見る圧倒的な憑依芸

 東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠で放送中の『パパがも一度恋をした』で、初の“ヒロイン役”に挑んでいるドランクドラゴンの塚地武雅。最愛の妻を亡くした男のもとにやってくる妻の生まれ変わりをおっさんの見た目のまま違和感なく演じる塚地に、SNSでは「演技がうますぎる」と話題を集めている。社会派ドラマの乱立が視聴者の“視聴疲れ”を引き起こしているなか、「可愛くて癒される」存在として塚地が一服の清涼剤となっている現象を追ってみた。

【写真】本上まなみに見える!? 可愛すぎるお母さん“おっさん多恵子”役の塚地武雅

◆劇中で「腐れ肉まん」と罵倒される場面もあるなか、交わらなそうな本上まなみとシンクロする錯覚も

 『パパがも一度恋をした』で塚地が演じるのは、愛する妻・多恵子(本上まなみ)を亡くして以来、ショックで丸3年引きこもりになっていた夫・山下吾郎(小澤征悦)と、思春期の娘・トモ(福本莉子)のもとに突如としてやってくる不審な中年男。その正体は吾郎を心配するあまり、生まれ変わって帰ってきた“おっさん多恵子”だった。

 「人は見た目か、中身か!?」という究極の命題を、「亡き美人妻→おっさん」というドラマならではの究極のシチュエーションで問うホームコメディ。見た目というセンシティブなテーマに切り込んでいるだけに、一歩キャスティングを間違えれば批判の対象にもなりかねない作品でもある。

 その絶妙なさじ加減を演じられる存在として白羽の矢が立った塚地に、SNSでは「塚地さんの演技力がすごい。清潔感と仕草と表情と圧倒的なお母さん感」と絶賛の声が上がっている。特に目立つのが「夫の吾郎さんを愛おしそうに見つめる表情」や「家族のために家事をかいがいしくする姿」などが「可愛い」という評価だ。「吾郎さんと抱き合っている姿にキュンとしてしまった」「所作が完全に女性。きっと多才で努力家なんだと思う」「むちゃくちゃ可愛くて、しっかりおっさん」という声からも、見た目以上にその芝居の力で「可愛い評価」を勝ち得ていることがわかる。

 さらには「塚地さんがだんだん(生前の妻役の)本上まなみに見えてくる不思議」とのコメントも。本上まなみといえば、癒し系美人女優の代表格。対して塚地は本作の劇中で「腐れ肉まん」と罵倒されるシーンもあったように、決してイケメンではないぽっちゃりおじさん。その交わらなそうな2人がシンクロする錯覚まで起こさせるその演技力に、「恐るべし、塚地」と評価がうなぎのぼりだ。