『鈍色の箱の中で』引き留めバックハグ、どしゃ降り強引キス…第3話も波乱含み

引用元:オリコン
『鈍色の箱の中で』引き留めバックハグ、どしゃ降り強引キス…第3話も波乱含み

 テレビ朝日で放送中の360°ドラマ『鈍色の箱の中で』(毎週土曜 深3:00)。先週放送となった第2話は放送時間30分間の中で7回もキスシーンがあるという怒とうの展開に。第3話(22日放送)はヒリヒリするせりふが飛び交う波乱の展開に。そんな撮影現場の様子を紹介する。

【写真】第3話の場面カット

 同じ分譲マンションに住む幼なじみの高校生たちの初恋をテーマに、桜井美羽(久保田紗友)を中心に、辻内基秋(萩原利久)、真田利津(神尾楓珠)、高鳥あおい(岡本夏美)、庄司悟(望月歩)の複雑な感情を描く本作。

 第2話で、美羽と基秋のさわやか制服デートシーンでほっこりしたのもつかの間、利津の心無い言動に気持ちをかき乱されていく美羽たち…。そして筧美和子演じるバイオリンのお姉さん、河野綾芽のことが忘れられない基秋の気持ちを知った美羽は、強く打ちのめされるという悲しいラストに…。

 第3話では、美羽と基秋が一線を越えたことを、盗聴によって知った利津が暴走。基秋に「集会室に行けば、本当に欲しいものが手に入る」という意味深な言葉を告げ、基秋が行ってみると、そこにはマンションに戻ってきていた“バイオリンのお姉さん”綾芽がいた。彼女の姿を目にした瞬間、基秋の脳裏には、一方的に綾芽に向けていた幼い頃の初恋の思い出がフラッシュバックして…。

 利津の企みはさらに加速する。公園で美羽と2人きりになった利津は、電話で基秋を挑発。美羽に対しても、「アイツはお前なんて眼中にない」と残酷な言葉をぶつける。不穏な空気を感じて、そこに駆けつけてきた基秋は、なんと、美羽に別れを告げてしまう。

 「次は俺がやってもいいよな?」と挑発する利津、「好きな気持ち、バカにしないで」と叫ぶ美羽、そして 「会うつもりないわよ。私からはね…」と不穏な笑みを浮かべる綾芽、さらには「俺にしとけば? 俺にしとけよ」と言い放つ人物まで現れて…!? クライマックスでは基秋が綾芽をバックハグする意味深シーンや、土砂降りの雨の中、ずぶ濡れになりながら美羽と利津が強引にキスを交わすシーンまで。

 第3話から登場シーンが増えてくるのが綾芽。撮影では緊迫するシーンが続く中、筧は久保田のことを「時々ボーッとしている瞬間があって、かわいい」と思っていたそう。2人は休憩時間にカレーや音楽など共通の趣味の話題で意気投合し、交流を深めていた。

 また、クライマックス、雨の中での美羽と利津のシーンは寒い冬の夜の撮影。雨に濡れるカットは撮り直しができないため、久保田と神尾は寒空の下、何度も何度もリハーサルを重ね、いざ本番。順調に撮影が進み、無事に一発OKとなった。迫真の演技をお見逃しなく。

 第3話放送前の22日午後8時から「ドラマ鈍色の箱の中で好スタート御礼SP #ニビハコ生配信」と題し、キャスト6人勢ぞろいでライブ配信が行われる。ライブ配信は、番組LINE公式アカウント・番組公式インスタグラムアカウントから視聴できる。

 なお、第2話は第3話の放送直前、22日深夜2時30分までテレ朝動画・AbemaTV・TVerなどの動画配信サービスで視聴可能。ビデオパスではディレクターズカット版が配信中。