「ドラえもん」声優・水田わさび、憧れの先輩・野沢雅子はサイヤ人!?

引用元:TOKYO FM+
「ドラえもん」声優・水田わさび、憧れの先輩・野沢雅子はサイヤ人!?

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。2月20日(木)の放送は、声優の水田わさびさんが登場。「ドラえもん」を演じることが決まったときのプレッシャーについて語ってくれました。坂本:水田さんが大山のぶ代さんから「ドラえもん」のバトンを受け継いで15年ですが、その重さのようなものは感じられていましたか?

水田:そのときは何もわかっていなかったんですよね。とにかく来る取材を受けたり、声を収録するものがたくさんあったので、それを日々こなすことが楽しくて。当時はプレッシャーとかを感じることすら、まだわからないくらいレベルの低い役者で本当に申し訳なかったです。プレッシャーは何も感じなかったですね。

坂本:それが逆によかったのかもしれませんね。

水田:どうなんですかね。私もその時点で、声優デビューして10年くらいは経っていたので、何十本ものオーディションにも落ちてきていましたし(笑)。(当時は)舞台とアルバイトと声のお仕事と子育てと……って、三足、四足のわらじで暮らしていたので、ドラちゃんを通して毎日お芝居ができるということに“なんて私は幸せなんだ!”って思いながら生活をしていました。プレッシャーというよりは、“ありがたい! うれしい!”という気持ちが大きかったですね。

坂本:お子さまは“ママが新しいドラえもんになる”ということに対して、当時はどう言っていました?

水田:何も。私からも(自分がドラえもんの声優だと)言ったこともないですし、本人が気づけばそれでいいかなって感じ(笑)。うちは限りなく自然体でいるので。

坂本:いつごろ気づいたんですか?

水田:親戚の家に子どもを預けたりしていたんですけど、そのおばちゃんから聞いたみたいですね(笑)。「今日、お母さん『ドラえもん』の仕事だから」みたいな。

(中略)

坂本:どんな声優さんに憧れてこの業界に入られたんですか?

水田:中学校の卒業文集にも書いているんですけど、野沢雅子さん。「ど根性ガエル」とか「トム・ソーヤーの冒険」とかはもちろん、私たちの世代が観ていた作品はほとんどマコ(野沢雅子)さんが主役を務めていた作品が多いんですけど、ちょうど水曜の夜7時に「ドラゴンボール」がやっていた世代なんです。

英語の塾に行く前に「ドラゴンボール」を観る、というのが日課になっていて。そこで週に1回、悟空から元気をもらって塾に行くという。欠かさずに観ていましたね。

坂本:そうなんですか! じゃあ、体のなかに深くあの声が入っているんですね。

水田:入ってます!

坂本:私も実際に野沢雅子さんとお会いして、すごくパワーを感じて……。

水田:もしかしたらサイヤ人なんじゃないかな? って。最近、ご本人にも「マコさん、本当はサイヤ人なんじゃないですか?」って話しかけるんですけど、マコさんも「元気なのよねぇ~」って言っています。

新作映画「映画ドラえもん のび太の新恐竜」は、3月6日(金)から全国ロードショー。詳しくは公式サイトをご覧ください。

(TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」2月20日(木)放送より)