引用元:オリコン
俳優の妻夫木聡が22日、都内で行われた映画『Red』公開記念舞台あいさつに登壇した。
本作は、直木賞作家・島本理生氏が2014年に発表した同名の小説が原作。誰もがうらやむ夫、かわいい娘、何も問題のない生活を過ごしていたはずの塔子(夏帆)。10年ぶりに、かつて愛していた男・鞍田秋彦(妻夫木)に再会すると、鞍田は行き場のなかった塔子の気持ちを少しずつほどいていく。しかし、鞍田にはある秘密があり、過去と現在を交錯させながら、塔子は誰も想像しなかった決断をくだす。
鞍田と塔子の愛について、男性目線からの感想を求められた妻夫木は回答に迷いながら「僕自身、できれば行きたくない世界ではありますね。なるべくそうならない自分でいられるほうが良いのかなと。そうならないように努力したいですね」と答えると「この辺でよろしいでしょうか」と苦笑いしながら結んだ。
主演の夏帆は「30代に向けてのターニングポイントだったと思います。撮影中は悩む時間もありましたけど、そういうことも許していただけたのはありがたかったです。また、みなさんとご一緒できたらと思います」と話した。
この日は、柄本佑、間宮祥太朗、三島有紀子監督も登壇した。