アグモン坂本千夏、涙!デジモン声優陣が20年間をファンに感謝

アグモン坂本千夏、涙!デジモン声優陣が20年間をファンに感謝

 アニメシリーズ放送開始20周年を記念した映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の公開記念舞台あいさつが22日、新宿バルト9で行われ、16名の声優陣と田口智久監督、アグモンとガブモンが来場。坂本千夏らデジモンと20年以上向き合ってきたボイスキャスト陣が、デジモンに対する思い、そしてファンへの感謝の思いをせつせつと語った。

【動画】めちゃエモい『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』予告編

 世界累計800万個以上の売り上げを記録した大ヒット携帯型ゲーム「デジタルモンスター」を原案とするアニメシリーズ「デジモンアドベンチャー」。1999年の劇場版公開と、テレビシリーズ放送開始20周年を記念した作品となる本作では、初めての冒険時に小学生だった主人公・太一が大学生へと成長。“大人”になる少し前の葛藤や決断を通して、デジモンとの深い絆を描く。 大勢の観客で埋まった劇場内を見渡したアグモン役の坂本は「皆さん、大変長らくお待たせしました。本当にわたしたち頑張りました。監督も頑張りました。こうやってお届けできる日がきてとてもうれしく思います」とあいさつ。ガブモン役の山口眞弓も「20年間みんな思い続けてきてくれた思いが具現化したのが、この作品であり、この舞台あいさつだと思うので。感謝しております」と続けた。 この日はメンバー全員が集まる最初で最後の舞台あいさつとのことで、それぞれのキャストがファンへの感謝の気持ちをスピーチすることになった。まずテイルモン役の徳光由禾が「20年前に、今いるデジモンの皆さんで冒険が始まりました」と切り出すと、パタモン役の松本美和が「台本をいただいて、最初に読んだ時にグッとくるシーンが多くて。なかなか最後までたどり着けなかったです」とコメント。 さらにパルモン役の山田きのこが「21年前にオーディションがあって。気楽に受けたのにまたやるとは思っていなかった」としみじみ続けると、ピヨモン役の重松花鳥が「先日、試写で完成した作品を観て。和田光司さんの(主題歌)『Butter-Fly』がきたり、随所に20年前のデジモンの曲があって。こだわりすぎだよというくらいに監督のこだわりがあって。今日観た皆さんも絶対にまた観るよね!」と会場に呼びかける。さらに竹内順子は自身が声を担ってきたゴマモンの口調で「(城戸)丈のパートナーでいるのはオイラだけ。後にも先にも過去にも未来にもオイラだけ!」とアピールし、会場を盛り上げた。

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