川口春奈“本格女優”は茨の道…NHK大河のご祝儀も期限切れ?

川口春奈“本格女優”は茨の道…NHK大河のご祝儀も期限切れ?

 女優の川口春奈(25)が20日、都内で行われた「『重症花粉症』啓発アンバサダー就任イベント」に登場した。川口はインスタグラムにティッシュをわしづかみでハナをかむ“花粉症写真”をアップしたことがきっかけで、同アンバサダーに就任。「あれが私の日常です。(紹介された花粉症の治療法を)全部やりました」と飾らぬコメントを披露。自作の川柳(写真)を披露し「毎年、怖くてお花見とかにも行けていないので、今年こそ花粉に勝ってみたい」と明るく語った。

 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で沢尻エリカ(33)の代役に起用されたことで川口の名は一気に全国区に。公式YouTube「はーちゃんねる」は登録者数70万人超、帰省した際の動画は視聴回数500万回を超えた。「大河ドラマ抜擢前に広告契約を結んだクライアントは川口が大化けしてホクホク顔です」(広告代理店)と人気はバブル状態である。

■純朴さがアダに

 ところが、初回視聴率こそ19・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調だった大河は回を追うごとに下降。2ケタ割れも危ぶまれるようになり、SNSなどネット上では川口を“ジャンヌダルク”と持ち上げたのも束の間、「セリフが棒読み」「代役ご祝儀も期限切れ」「やっぱり沢尻エリカで見たかった」という声も。作家の麻生千晶氏はこう言う。

「川口さんは色気がない、の一言に尽きます。本来“紅一点”として画面から匂い立つ色気でドラマを引っ張っていかなければいけない役どころで、川口さんの素朴さはむしろマイナス。都会で異性に注目され、洗練されていった沢尻さんの色気には遠く及ばない。ドラマの回を追うと同時に川口さん演じる“帰蝶”が年を重ね、重要性が増すほど、川口さん自身に欠けているものがつまびらかになる。徐々に視聴率が下がるのは当然の結果ともいえるでしょう」

 胸キュン映画では“純朴さ”がウリだった川口。本格女優への転身は甘くない。