ガンプラ40周年プロジェクト「GUNPLA LINK PROJECT」が始動!ガンダリウム合金のガンプラや実写版「新ガンダムビルド」シリーズなどが発表

引用元:IGN JAPAN
ガンプラ40周年プロジェクト「GUNPLA LINK PROJECT」が始動!ガンダリウム合金のガンプラや実写版「新ガンダムビルド」シリーズなどが発表

『機動戦士ガンダム』のプラモデル、通称「ガンプラ」が1980年に登場して2020年でちょうど40年。BANDAI SPIRITSでは2月21日、ガンプラ40周年プロジェクトとして「GUNPLA LINK PROJECT」をスタートさせると発表した。

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アニメの設定にある“ガンダリウム合金”で作られたガンプラや、自動変形するユニコーンガンダムの頭部、究極のガンプラを目指すパーフェクトグレード60分の1スケールのガンダムなど、40周年にふさわしい商品を続々と投入。ガンダムデザインのマンホールの設置、『踊る大捜査線』の本広克行監督による記念映像「新ガンダムビルドシリーズ(仮)」制作、ユニクロやJリーグとのコラボ商品発売など、多彩な企画でガンプラの新時代を作っていく。
「ガンプラとさまざまな物・人・思いを繋げていく」。BANDAI SPIRITS取締役でチーフ・ガンダム・オフィサーを勤める藤原孝史さんはこう話して、40周年を迎えたガンプラの新プロジェクト「GUNPLA LINK PROJECT」の狙いを説明した。LINKという言葉が示すように、ガンプラを軸にして5つの分野との“繋がり”を模索。商品やサービスを展開してファンを広げていく狙いだ。
なかでも注目が集まりそうなのが、新商品を投入する「LINK THE FUTURE」。「数十年後のガンプラがどうなっているのか?」といった未来を模索するような企画で、これまでになかったガンプラを開発していく。
そのひとつが「ガンダリウム合金モデル 1/144スケール RX-78-2ガンダム」。月面で精製されたチタン系合金という「ガンダリウム合金」で作られているガンプラで、チタニウム、アルミニウム、希土類イットリアを混ぜた合金を、エプソンアトミックスの協力で成形・精製する。価格は未定で2020年7月から予約を開始する。

プロジェクト発表会にゲストとして登壇した、ガンプラ好きとして知られる俳優の本郷奏多さんは、このガンダリウム合金モデルのガンダムにじっと見入り、ぜったいに予約したいと大変な気に入りようだった。また、同じ「LINK THE FUTURE」として登場するユニコーンガンダムの頭部モデルについては、「アニメ同様のフェイスのひっくり返り方をしてくれていた」と、開発陣のこだわりを賞賛した。
現段階で究極のガンプラを目指す「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」も登場の予定。本郷奏多さんは、「そのときどきの技術のマックスが注ぎ込まれる」のがパーフェクトグレードで、「変形や発光の技術はアピールしやすいが、シンプルなRX-78でパーフェクトグレードを作るのは逆に難しそう」と、ガンプラ好きならではの視点から新製品の持つ魅力の奥深さを解説してくれた。
自ら100体以上のガンプラを作ってきた本郷奏多さん。イベントでは、「ガンダムももちろんですが、ガンプラというひとつのコンテンツが大好き。日々新しいもの、すごいものを作ろうとしている姿勢に楽しませていただいている。一生ガンプラを愛していく」と締めくくって、熱いガンプラ愛を新プロジェクトにも向けていく姿勢をアピールしていた。

「GUNPLA LINK PROJECT」ではほかに、「LINK THE SUN」として各地でガンプラ作りを体験できるイベントを開催 。 東京おもちゃショーなどにも出展して体験用ガンプラを配布し、裾野からガンプラファンを広げていく 。 「LINK TOWN」では、福岡にオープンした「THE GUNDAM BASE FUKUOKA」があるキャナルシティ博多で大型イベントを開催 。 福岡を舞台にモビルスーツが活躍する映像と噴水での演出を融合させたエンターテインメントショーを実施し、映像に登場するガンプラを発売する 。 東京でも秋にガンプラ40周年を記念した大型イベントの開催を予定 。 ガンダムシリーズを制作するアニメーション制作会社のサンライズと共同企画で、ガンダムデザインのオリジナルマンホール蓋を作り、全国の自治体と協力して設置していく 。 「LINK CREATORS」では、「踊る大捜査線」の本広克行監督が40周年記念映像「新ガンダムビルドシリーズ(仮)」を制作する 。 本広監督は、「ガンプラ40周年という記念すべきタイミングで、映像という形で私のガンプラ愛を表現させていただきます 。