上位4チームが直接対決 レギュラーシーズン首位通過に意地のぶつかり合い/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
上位4チームが直接対決 レギュラーシーズン首位通過に意地のぶつかり合い/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、2月21日1回戦に出場する4選手を発表した。この日の顔ぶれは、現在のリーグ順位1位から4位までが顔を揃えた上位対決。セミファイナル進出に向けて順調に走る4チームが、レギュラーシーズン首位通過をかけて、意地と意地でぶつかり合う。

【中継映像】沢崎・藤崎・近藤・萩原の顔合わせ

 今やすっかりリーグの主役になっているのが1位のセガサミーフェニックス。2019年末の時点では、ややプラスの4位だったが、今や首位独走の雰囲気すら漂わせている。セミファイナルには既に当確ランプを灯しているだけに、ここは今期のMVP候補筆頭・近藤誠一(最高位戦)が、首位通過に向けてさらに加速するトップを目指す。

 度重なる苦境を乗り越えて、2位の位置をがっちりつかんだのがKONAMI麻雀格闘倶楽部。4選手がそれぞれ調子を上げており、4人の個人平均順位12.25位。バランス面では首位セガサミーフェニックス(同11.5位)に拮抗している。藤崎智(連盟)の活躍次第では、首位争いも一層激化する。

 一時は首位争いの常連だったKADOKAWAサクラナイツだが、ここに来てややペースダウンしてリーグ3位に。それでも前回登場時は、内川幸太郎(連盟)がトップを取って、悪い流れを断ち切った。これ以上の失点は、下位チームの追い上げを気にすることにもつながるだけに、沢崎誠(連盟)は、しっかりと踏ん張りたい。

 4位のTEAM雷電も、状況は似ている。もちろん上を目指したいが、まずはセミファイナル進出となる6位以内のボーダーラインを見ながらの戦いだ。萩原聖人(連盟)に求められるのは、加点はもちろんだが箱ラスなどの大ケガをしないこと。残り10試合という試合数も見ながらの打ち回しがどう出るか。

【2月21日1回戦】

KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人7位 +130.9
KONAMI麻雀格闘倶楽部・藤崎智(連盟) 個人14位 ▲0.4
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人2位 +414.1
TEAM雷電・萩原聖人(連盟) 個人26位 ▲217.2

【2月20日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +388.6(80/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +185.4(80/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +75.8(80/90)
4位 TEAM雷電 +63.4(80/90)
5位 U-NEXT Pirates +43.520.6(80/90)
6位 渋谷ABEMAS ▲88.1(80/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲192.2(80/90)
8位 EX風林火山 ▲496.4(80/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。