テーマは「未来は、まずゲームにやって来る」!東京ゲームショウ2020開催概要が公開

引用元:Impress Watch
テーマは「未来は、まずゲームにやって来る」!東京ゲームショウ2020開催概要が公開

 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、日経BP、電通との共催のもと、「東京ゲームショウ2020」(TGS2020)を9月24日から27日までの4日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催することを発表し、本日2月21日より出展申込の受付を開始した。受付期間は5月29日まで。なお、入場料は、7月上旬頃に公式サイトにて発表される予定。

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 TGS2020のテーマは「未来は、まずゲームにやって来る」。に決定した。「未来を拓くテクノロジーをいち早く、かつ最も身近に体感できるゲームです。最新ゲームに触れることで、ワクワクできる未来がすぐそこまで来ていることを思いきり実感して欲しい」という思いがこのテーマには込められているという。

 TGS2020は、クラウドゲーミングの本格化や5Gのサービス開始などゲームを取り巻く環境の進化にフォーカスするほか、新プラットフォームがもたらす、これまでにないゲーム体験を提供する。加えて、教育、ファッション、アート等の産業とゲームをクロスオーバーさせ、ゲームの「新たな可能性」を体感できる場を創出する。

 TGS2020では、来場者はもちろんのこと、会場に来られないゲームファンに向け、会期前から国内外の様々な人気インフルエンサ―と協力し、話題が発信される。また、国内外のメディアパートナーや複数の動画プラットフォームと連携して、日本語・英語・中国語で情報が発信され、グローバル規模でのネット視聴者を拡大していく予定。

 ゲーム業界以外からも注目が高まっているeスポーツにおいては、今年も大型ステージ「e-Sports X(クロス)」にて、様々な大会が開催される。詳細は4月に発表が予定されている。配信の強化に加えて、TGSならではのeスポーツの楽しみ方も提供される。

【「東京ゲームショウ」について】
 「東京ゲームショウ」は1996年に誕生し、今年で30回目の開催となる。第1回目の出展社数は87社、来場者数は109,649人だった。そこから、BtoBとBtoCの両要素を併せ持つゲームイベントとして進化を続け、また、海外企業の積極的な出展誘致など、イベントの国際化も強化。その結果、600を超える企業・団体が2016年から4年連続で出展し(海外出展社は4年連続で300社超)、来場者数も2013年から7年連続で25万人以上を記録している。

□展示コーナー

・「一般展示」
 ゲームソフトを中心としたデジタル・エンターテインメント関連製品やサービスを紹介するコーナー。

・「スマートフォンゲームコーナー」
 iOS、Androidなどのスマートフォンや各種タブレットなどのスマートデバイス向けゲームと、携帯端末やPCブラウザなどで楽しめるソーシャルゲームにフォーカスした展示コーナー。

・「クラウドゲーミングコーナー」 ★NEW
 ゲームのストリーミング配信サービスや、それらの周辺機器及び、それらのサービスを提供するインフラなどを展示するコーナー。

・「ゲームスクールコーナー」
 未来のクリエイターのために、ゲームスクールを紹介するコーナー。

・「インディーゲームコーナー」
 独立系(インディー)開発者を出展対象とする、あらゆるプラットフォーム向けの完全オリジナルゲームを展示するコーナー。

・「e-Sportsコーナー」
 eスポーツとして展開しているゲームタイトル(家庭用ゲーム、スマートフォンゲーム、PCゲーム)や、ハードウエア、デバイスなどを展示するコーナー。コーナー内には大型ステージも設置される。

・「VR/ARコーナー」
 VR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)関連ゲームソフトやハードウエア、関連サービスなどを展示するコーナー。

□「物販コーナー」

 ゲーム関連グッズの販売を目的とした専用コーナー。今年は「ゲーム×ファッションコーナー」が新たに登場する予定。

・「ゲーム×ファッションコーナー」 ★NEW
 ゲームの世界観やキャラクターを活用し、ファッションをテーマにした
コンテンツを展示するコーナー。

・「ファミリーゲームパーク」
 「ゲームを通じた新しい学び」をテーマに、子供の様々な可能性をひらく体験ができ、家族で楽しめるゲームソフトやゲーム関連製品も紹介するコーナー。

□BtoB向け展示コーナー

・「ビジネスソリューションコーナー」

 ゲーム関連のBtoB企業を対象とする展示コーナー。オプション(有料)としてTGSフォーラムスポンサーシップセッションも用意されている。なお、「4日間出展」と「ビジネスデイ のみ出展」するブースがある。

・「ニュースターズコーナー (アジア/東欧/ラテン)」

 海外の企業を対象に、各地域で有望なゲームベンチャーや開発スタジオ、サービスなど、ゲーム業界の新星となる企業を集め、日本のゲーム業界へ紹介するコーナーで、アジア、東欧、中南米にフォーカスし、優秀な企業が紹介される。

【アジアニュースターズコーナー】
 東南アジア・南アジアおよび中東地域を中心に、現地で有望なゲームベンチャー企業、開発スタジオ、ソリューションベンダーなどを紹介。

【東欧ニュースターズコーナー】
 ゲームエンジニアを育成する工科大学が充実している東欧各国(ポーランド/クロアチア/チェコ/ルーマニアなど)からゲームベンチャー企業を紹介。

【ラテンニュースターズコーナー】
 新興著しい中南米各国(ブラジル/アルゼンチン/チリ/コロンビア/コスタリカ/メキシコなど)からゲームベンチャー企業を紹介。

・「ビジネスミーティングエリア」

 ビジネスデイに落ち着いた環境で充実した商談を実現するミーティングスペース。出展社とビジネスデイ来場者、もしくは出展社同士をマッチングするシステムを無料で利用できる。

□ビジネスデイに実施する企画

・「TGSフォーラム 基調講演」

 イベントステージにて実施する、今年のゲーム業界で最もホットなトピックを扱うセッション。昨年は5G環境を整備する通信キャリアや端末メーカー、5Gを利用するコンテンツメーカーが集まり、来るべき5G時代の「ゲーム」の将来像について話し合われる。

・「SOWN(SENSE OF WONDER NIGHT) 2020」

 インディーゲームの登竜門として、はっと驚くようなアイデアを開発者自らがプレゼンテーションする国際的な祭典。全世界から広くアイデアを募集し、優秀な作品を表彰する。

・「TGSフォーラム 専門セッション」

 ゲーム業界関係者に対しゲーム産業の最新技術動向やビジネス動向にフォーカスしたカンファレンスが開催される。

・「インターナショナルパーティー」

 ビジネスデイ2日目(9月25日)夕方より、海外の来場者・出展社と、国内出展社および報道関係者のビジネス交流を目的としたネットワーキングパーティーが開催される。

□その他

・「休憩エリア」

 イベントホール2-3階と、屋外エリアの一部をフードコート/休憩エリアとする。イベントホールはスタンドの約5,000席を開放し、食事のほか休憩エリアとしても利用できる。

※上記は、2月21日時点で予定されている内容となる。今後の準備状況や出展申込状況により、内容や設置ホールが変更される場合がある。
※画像は全てイメージ。

■「東京ゲームショウ 2020」開催概要

【会期】

・ビジネスデイ
 9月24日 10時~17時
 9月25日 10時~17時
※ビジネスデイは、ビジネス関係者およびプレス関係者のみが入場できる。

・一般公開日
 9月26日 10時~17時
 9月27日 10時~17時
※一般公開日は、状況により9時30分に開場する場合がある。

【会場】

 幕張メッセ(千葉市美浜区)展示ホール1-11、イベントホール、国際会議場

 来場予定者数:25万人以上
 募集小間数:2,000小間
 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会( CESA
 共催:日経BP、電通
 後援:経済産業省 予定

□出展社募集スケジュール

・出展申込締切日
 5月29日

・小間位置選定会
 6月18日:40小間以上(隣接小間がない形状)の出展社
 6月30日:40小間未満(隣接小間がある形状)の出展社

・出展社説明会
 6月30日

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