“不屈の冒険家”三浦雄一郎が旅を続ける原動力は? 「野性の呼び声」の魅力語る特別映像

引用元:映画.com
“不屈の冒険家”三浦雄一郎が旅を続ける原動力は? 「野性の呼び声」の魅力語る特別映像

 [映画.com ニュース] 名作冒険小説を実写映画化した「野性の呼び声」の特別映像が公開された。エベレスト登頂世界最高齢記録を持つ冒険家・三浦雄一郎氏が、本作の魅力を語っている。

 アメリカを代表する作家ジャック・ロンドンの小説を実写映画化した本作は、たった一人で孤独な旅を続ける男・ソーントン(ハリソン・フォード)と、数奇な運命で犬ぞりの先導犬となった名犬バックとの出会いと絆を描く感動の物語。

 2013年に80歳でエベレスト登頂に成功した三浦氏は、獣医師の資格を持つ愛犬家で、犬と一緒に山でのトレーニングを行った経験もある。本作の舞台のような厳しい大自然に幾度となく挑み続けてきた三浦氏は「一歩ずつ景色が変わる。次にまた行くともっとすごいものがある。次から次へと未知の世界の感動がある。歳をとっても未知の世界に入りたい」と、冒険への原動力を明かす。

 未開の地を目指して旅するソーントンとバックの関係性については「こういう時のバックは“最強の相棒(パートナー)”。こういう犬がいたらすごい」と明言。そのほか、100年以上にわたって愛され続けている原作小説の思い出や、かつて息子が拾ってきた捨て犬が、家族に恩義を感じているかのように孫たちの面倒をみていたという心温まるエピソードを紹介している。

 「野性の呼び声」は2月28日から全国公開。