引用元：スポーツ報知
歌手の浜崎あゆみ（４１）が２０日、埼玉・三郷市文化会館で３部作の全国ツアー“最終章”「ＴＲＯＵＢＬＥ ＴＯＵＲ ２０２０ Ａ～サイゴノトラブル～」（２８か所３８公演）の初日を迎えた。元日深夜に、昨年末に第１子となる男児を極秘出産したことを公表後、初ステージで初のツアー。ステージでは出産について触れることこそなかったが「Ｌｏｖｅ ｓｏｎｇ」など２４曲で１３００人を魅了した。
冒頭のメッセージ映像で、ファンに「あなたの夢は何ですか」と問いかけた。「私たちが届けたい夢は、変わらずここにあります。夢の世界へようこそ」。実生活では夢に満ちた子供とともに歩む未来があるが、ファンにも夢を届ける存在であり続ける―。出産から、数か月とは思えないスタイルで、貫禄のパフォーマンスをファンに届けた。
一昨年１０月にスタートした１章から、妊娠中の昨年５～８月に行った２章、そして最終章と、大幅にセットリストや演出を変更して構成。出産間もなかった昨年大みそかにカウントダウンライブを行ったことが、翌日の出産発表後に話題となったが、年明けからも子育てと両立しながら入念なリハーサルを重ねてきたという。前日１９日には、インスタグラムで「ここまで辿（たど）り着けたのは、ひとりじゃなかったから。本当にこれに尽きます」と母になった喜びをにじませながら、ツアーに臨む心境をつづった。
３部作ツアーは、今年８月までトータル７４か所１０１公演。この日昼にもインスタに投稿し「最終地の沖縄までわたしの全てで走り抜きます」と決意を込めた。 報知新聞社
