百名ヒロキ、高校時代を振り返り「青春は舞台に捧げていた」

引用元:オリコン
百名ヒロキ、高校時代を振り返り「青春は舞台に捧げていた」

 俳優の百名ヒロキが20日、都内で行われた舞台『戦国学園~令和学園!天下取り~』制作発表に登壇した。舞台の内容にちなみ高校の思い出を聞かれ「僕も芸能活動してまして、学校を早く終わらせて舞台行ったりバックダンサーをしていたので、あまり友達と遊んだ記憶がない」とほろ苦い青春時代を回顧した。

 しかし「そこで舞台と出合ってせりふをしゃべる楽しみを知ったので、それはそれでいい青春だったんじゃないかな」としみじみ。そんななかでも“やってみたかったこと”を聞かれると「高校の近くにダーツがあったんですけど、そこに行きたかった。放課後みんなで遊んだりしてみたかった」と未練をのぞかせつつ、「青春は取り戻せないけど、青春は舞台に捧げていた」と胸を張った。

 同舞台は岐阜・不破郡関ケ原にある戦国武将の末えいしか入学できない高校『戦国学園』で、勉強もせずにけんかに明け暮れる生徒たちが巻き起こすハイスクールコメディー。舞台の企画プロデューサーを務めるのは有村昆、楽曲提供を務める俳優・ミュージシャンの柏原収史も同席した。

 この日は百名のほかメインキャストとなる、汐崎アイル、葉山昴、ヨンミン(元BOYFRIEND)、イ・セヨン(CROSS GENE)、與座亘が参加。男性のみということもあり百名は「暑苦しい」と苦笑し、ヨンミンも「確かに男子校みたい」と同調。和気あいあいとした雰囲気に、百名はまるで高校時代を疑似体験しているようだといい「どうでもいいボケをしたり、そういうのがうれしくて。良い現場です」とうれしげに話していた。

 3月13日から浅草花劇場にて上演。