野口健さん、新型コロナ対策に「まずは『満員電車を止める』ところから始めないと。あれこそ究極の濃厚接触」

　登山家の野口健さん（４６）が２０日、自身のツイッターを更新。感染が広がる新型コロナウイルスへの対策について「まずは『満員電車を止める』ところから始めないと」と私見をつづった。

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　野口さんは「様々なイベントで『中止にするのか』『予定通り行う』のか判断が分かれています」とした上で「今のところ僕が関わるイベントで中止になるというは連絡は一件もありませんが、しかし『濃厚接触』という環境を避けるという事にするのならばまずは『満員電車を止める』ところから始めないと。あれこそ究極の濃厚接触」と指摘。

　続けて「『経済活動よりも命の方が大切』というのならば会社出勤禁止。学校への通学も禁止。全ての公共交通機関も止める。それで会社が潰れてもかまわない。『何故なら命の方が大切だから』というのならば、分からなくもない。しかし、普通に満員電車に乗り通勤している中、イベントだけダメというのは…」とつづった。

　さらに「国会の予算委員会も先生たち大声でヤジりあっています。落ち着いてトークすればいいのに。何故ならあれだけ大声で叫べば唾がかなり遠くまで飛んでいるはず。あの予算委員会だって濃厚接触」とし、「『濃厚接触』に対しどこまでをＯＫにし、どこから先をＮＯにするのか。医学的根拠、法的根拠を明確にすべきだと思う」と訴えていた。 報知新聞社