『麒麟がくる』にユースケ・サンタマリア、間宮祥太朗、本郷奏多、安藤政信! 4人とも大河初出演

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
『麒麟がくる』にユースケ・サンタマリア、間宮祥太朗、本郷奏多、安藤政信! 4人とも大河初出演

 大河ドラマ『麒麟がくる』が新たな出演者としてユースケ・サンタマリア、間宮祥太朗、本郷奏多、安藤政信の4名を発表、19日、同局で、主人公の明智光秀を好演している長谷川博己も加わって取材会を開いた。

「そうそうたるメンバーが僕に……さぞ、気持ちいいだろうと」

 4人は越前編から登場する。光秀は主君の斎藤道三に別れを告げ、第18回から、一族で越前に逃れる。

 発表された4人は全員が初の大河ドラマ出演。

 ユースケ・サンタマリアは越前を支配する戦国大名の朝倉義景を演じる。「手応えがある」とし、「本番の3日前にリハーサルをして、何もつかめないまま本番を迎え、訳も分からないまま、朝から夜まで1日ずっと長谷川君と撮影した。監督と話し合いながら、結局、何もつかめないまま、その日は終わったんですが、つかみどころのない感じが良かったみたいで。監督は、すごくいいです、と。長谷川君もかなり充実した顔をしていたので……初めての大河で緊張がいいように出た」と、まだ1日だけだという撮影を振り返った。

 光秀のいとこにあたる明智左馬助(秀満)を演じる間宮は「長谷川さん演じる光秀についていこうと思っています。役どころもそうですけど、右も左も分からないなかで長谷川さんにいろいろ教えていただきながら、精一杯ついていければ」と、意気込む。「僕の役は若くて、いろんなことが分かってない。光秀の芝居を斜め後ろぐらいから見ていることがあるんですが、役としても役者としても、(長谷川には)その背中を見ていたくなるような存在感がある。僕は言葉づかいや所作にとらわれてかたくなってしまうんですが、長谷川さんを見ていると勉強になります」

 近衛前久を演じる本郷は「そうそうたるメンバーのなかに、おじゃまさせていただいて、非常にありがたいな、うれしいなという気持ち」と謙虚にあいさつを始めるも、「前久とういのは関白というポジションで、非常に偉い人物。そうそうたる皆さんが僕に対して頭を下げてくれるのは、きっと、さぞ気持ちがいいんだろうなと今から楽しみにしています」とニヤリ。そのうえで「ものすごい先輩がたの中に交わらせていただくので胸を借りる気持ちで、迷惑をかけないように頑張りたい」と、やる気を見せた。

 柴田勝家を演じる安藤は意外にも大河初出演。「初出演ですし……大河ドラマ自体を見たことないっていうぐらい、その…知識が無くて」と始めて報道陣をざわっとさせると、「大河っていうのは、役者にとっての戦場であり成長の場所。所作とか厳しいんだろうなと思っていたら、15分ぐらいで大丈夫です完璧です、って。本当なの?っと思った。撮影が本当に心配です、自分だけ動きがおかしかったらどうしよう……(自分が)何言ってるかわからない(笑)」と重ねて、場を和ませた。

「素敵な方に集まっていただいた」と長谷川。ユースケと間宮とはすでに撮影を始めており、本郷と安藤とは以前に共演経験もあって、信頼感と安心感があるうえで撮影に臨めるという。現在撮影は20話ぐらいまで進んでいるそうで「越前で、かなり耐え忍ぶところに来ています。ここまで演じてきて、明智光秀は受け身、耐え忍ぶ役だと感じています。そう思いながらも、翻弄されながらも実は自分でコントロールしていってるんではないかと感じ始めているところです。作品自体も、どんどん心理戦になっていくと思う。みなさんと楽しくそういう姿を創っていけたら。明智光秀たらしめたものはなんだったのかというのを、このあたりからお見せしていけると思う」と、話した。

 4人に加え、源応尼(華陽院)演じる真野響子、門脇麦演じる駒の運命を変えることになる芳仁でベンガルの出演も発表された。

『麒麟がくる』は、毎週日曜NHK総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時からで放送中。再放送もある。