美人ジャズユニット・村田中に注目! トランペットとピアノが織りなす“美重奏”

引用元:夕刊フジ

 トランペッターの村田千紘と、ピアニストの田中菜緒子からなる美人ジャズユニット「村田中」。セカンドアルバム「School of Jazz」(キング)が音楽ファンの間で注目されている。

 村田中名義で1曲、それぞれの名前で2曲ずつ、そしてスタンダードからスティービー・ワンダーの名曲までカバーが4曲の全9曲。トランペットとピアノの音が優しく混ざり合っていくサウンドが特徴的だ。

 「2人の名前を組み合わせた“村田中”っていうユニット名が、“むらたちゅう”とも読めるのでアルバムのタイトルにも“スクール”って入れたんです。“スクール”には流儀という意味もあるので、私たちなりのジャズということで」と村田。

 2人でコラボするようになって約7年になる。「最初はユニットを組むなんて思ってなかったんです。ただ一緒にステージに立つ機会が多くて。コンスタントに続けるうちに、知らない間にユニットになってて、“村田中”って呼ばれるようになってました」と田中。

 互いに「自分にないものを持っている」と認め合う。田中が「信念を貫いている演奏なので、一緒にやっていて安心感がある」と村田をたたえれば、村田は「田中さんの集中力と強さは自分にはないんです。インスピレーションをたくさんいただいている」と返す。

 だからこそ、2人で演奏すると、その可能性は2倍どころではなく、何十倍にも広がっていく。これからがさらに楽しみな2人だ。