ユースケ・サンタマリアは初「大河」なのに上から目線で気持ちいい? 個性派ぞろいの新メンバー6人が5月から登場

引用元:中日スポーツ
ユースケ・サンタマリアは初「大河」なのに上から目線で気持ちいい? 個性派ぞろいの新メンバー6人が5月から登場

 NHKは19日、放送中の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日午後8時)の新たな出演者6人を発表。大河初出演となる俳優のユースケ・サンタマリア(48)、間宮祥太朗(26)、本郷奏多(29)、安藤政信(44)の4人が主演の長谷川博己(42)と共に同局本社で会見した。

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 女優の真野響子(68)とベンガル(68)を含めた6人は5月から放送予定の「越前編」から登場。美濃から越前へと逃れた明智光秀の謎に満ちた30代を描き、一癖も二癖もある人物として物語を盛り上げる。

 越前の戦国大名・朝倉義景を演じるユースケは武将姿で「気合を入れて真剣を持ってきた。ご内密に」とジョークを飛ばす余裕もみせ、演技についても「何もつかめないまま本番を迎え、何もつかめないまま終わったが、監督から『つかみどころのない感じが良かった』と言われ、手応えはある」などと、のらりくらりと光秀をけむに巻く役らしい言い回しで自信たっぷり。長谷川も「ユースケさんの新たな面を見ることができた」と絶賛した。

 公家で関白の近衛前久役の本郷は「非常に偉いので、そうそうたるメンバーが頭を下げてくれる。気持ちいいんだろうな」と撮影が待ち遠しい様子。するとユースケが「朝倉も光秀に上から言うシーンばかりで、長谷川さんは苦虫をかみつぶしたような顔をしていた。確かに気持ちいいよ!」と教えて笑わせた。

 光秀のいとこで共に本能寺の変を引き起こす明智左馬助を演じる間宮は「昨年11月から撮影に参加していたが約3カ月間、名前を伏せられて過ごしていた。ようやく発表して心が晴れ晴れしている」と笑顔。織田家の家臣・柴田勝家役の安藤は「大河を見たこともないので知識がなくて。おととい初めて所作をしたら15分で『大丈夫。完璧』と言われて…」と戸惑いもみせていた。

 個性的な初大河のメンバーを前に長谷川は「あまり気負うことなく、存分にやればいいと思う」とアドバイス。「主演だけど受けの存在なので、しっかりと受け止めたい。いま20話あたりまで撮っているが受け身、耐え忍ぶ役だなと感じている。明智を明智たらしめたのは何か、このあたりからお見せする」と見どころを語った。