「翔んで埼玉」に作品賞 武内監督は埼玉県民に感謝

引用元:日刊スポーツ
「翔んで埼玉」に作品賞 武内監督は埼玉県民に感謝

<第62回ブルーリボン賞>◇18日◇東京・イイノホール

「翔んで埼玉」が作品賞を受賞し、武内英樹監督(53)が、紋付きはかま姿で登壇した。

賞状や副賞を受け取ると「賞とか全然考えないで作っちゃったので…とってしまっていいのかと、きつねにつままれたような思いです。他の映画関係者の皆さん、申し訳ありませんでした」と会場を笑わせた。

映画制作にあたっては、周囲の反対の声もあったことといい「頓挫しかけたこともありましたが、(配給会社など)皆さんが努力していただいて実現した」と明かした。

同作品は、興行収入37・6億を達成。そのうち10億円以上が埼玉でヒットした。「埼玉の人たちが、どんなにディスられても注目してほしいという声をいただいた。全733万人の県民の皆さん、応援していただいてありがとうございました」と感謝しつつ、「よっぽどマゾというか(笑い)、寛大な心を持った方達」と埼玉県民を評した。