女優の杏（３３）が１８日、都内で文化庁主催の文化プログラム参加促進シンポジウムに登場した。
夫で俳優・東出昌大（３２）の不倫が原因で別居状態にあると報じられて以来、初の公の場。降壇時に報道陣から声を掛けられると、主催者の制止を振り切り、足を止め、騒動に初めて言及した。
「この場に関係ないことで恐縮ですが、いろんな方にご迷惑をおかけしまして申し訳ありません」と謝罪。「これからのことにつきましてはゆっくりと考えていきたいので、小さな子どもたちもいますので、そっとしておいてください。何か決まりましたら、自分の方からもご報告します」とコメントした。
杏が白のロングドレス姿で登場すると、会場からはこの日一番の大きな拍手が起こった。これまでイベントに参加する際、左手薬指に指輪をしないことが多かったが、この日もなし。トークセッションの司会を務めた宮田亮平文化庁長官に「いや～キレイですね」と言われると、「舞台裏でも気さくに話しかけてくださり、緊張がほぐれました」と満面の笑みを浮かべた。
同イベントは、政府、地方自治体、民間企業・団体等が連携して、日本の文化芸術を振興し、多様かつ普遍的な魅力を発信することを目的とするもの。杏は歴史に造詣が深いとしてトークセッションに参加。「今の私は新撰組の近藤勇が亡くなった年齢と同じ。志をやり遂げて亡くなる人は少ない。一瞬一瞬を生きていこうという勇気がもらえた」と語った。さらに、宮田長官の締めの言葉をフォローするなど、気丈に務め上げた。
杏と東出は、杏がヒロインを務めた１３年後期のＮＨＫ連続テレビ小説「ごちそうさん」で夫婦役を共演したことが縁で交際に発展。歴史や読書など趣味も同じで、１５年の元日に入籍し、１６年には双子の女児、１７年に男児が誕生している。
芸能界きっての「理想の夫婦」として知られたが、先月に「週刊文春」の報道で、東出が１８年公開の映画「寝ても覚めても」で共演した唐田えりか（２２）と不倫していたことが発覚。さらに、先月上旬より家族と暮らす一戸建てから出て、港区内のマンションで単身、生活している姿をキャッチされていた。
東出の所属事務所は、報道に対して「ほぼ事実」と説明。「これらのことは東出の愚かさ、未熟さ、責任感の欠如が引き起こした事柄だと思います。どのように非難されても弁解の余地はありません」とし、唐田との関係についても事実上認めた。唐田の所属事務所も「本人は軽率な行動を深く反省しております。自身の弱さ、愚かさ、甘さを深く受け止め、向き合いたいと思っています」と謝罪した。
不倫騒動を受け、東出が出演していた４社のＣＭが全て打ち切りに。唐田もレギュラー出演していたＴＢＳ系ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」（金曜・後１０時）の出演を自粛し、テレビ東京系の主演ドラマはお蔵入りするなど、関係各所に多大な影響を及ぼしている。 報知新聞社
杏 夫・東出不倫騒動を初言及「今後のことはゆっくり考えていきたい」
引用元：スポーツ報知
