新「IT」シリーズのキャスト再共演が話題の青春エンターテイメント

引用元:オリコン
新「IT」シリーズのキャスト再共演が話題の青春エンターテイメント

 Netflix オリジナルシリーズ『ノット・オーケー』が今月26日より世界独占配信される。まさに思春期(!?)な、恋あり友情ありサイキックあり(!)な、エモさ全開の予告編が解禁された。

 同作は、チャールズ・フォースマンによる同名グラフィックノベルが原作で、世界中で社会現象&メガヒットした『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のショーン・レヴィが製作総指揮、そして独創的な世界観が人気を生んだ英国のダークコメディードラマ『このサイテーな世界の終わり』を手掛けたジョナサン・エントウィッスルが監督という布陣で製作された青春エンターテイメント。

 映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ではペニーワイズと対峙する子どもたち“ルーザーズ・クラブ”の紅一点ベバリーを演じて一気に知名度と人気を獲
得した18 才の新星女優ソフィア・リリスと、同じく『IT』で注目された16歳のワイアット・オレフが再び共演することも話題。さらに、人気ドラマシリーズ『グッド・ワイフ』などのソフィア・ブライアントや、超新星イケメンのリチャード・エリスら、若手の注目株が名を連ね、期待が高まっている。

 主人公は17歳の女子高生シドニー(ソフィア・リリス)。父親の死によって変わってしまった家族関係、学校では恋や友情、性の目覚めなど、青春時代に誰しもが経験するような問題に悩みながら、退屈でモヤモヤする毎日を送っている。そんなある日、彼女の中にあった“普通じゃない”スーパーパワーがなぜか突然覚醒、想像を超えたありえない状況に戸惑うシドニー。さらに彼女を取りまく個性的な友人、クラスメートたちを巻き込みながら、事態は思いもよらない方向へ展開していく。果たしてシドニーは積み重なる苦難から無事解放され、“普通”の学校生活を送ることはできるのか?

 解禁された予告編は、いきなり全身血まみれのシドニーが全力疾走で何かから逃げるという衝撃的な映像から始まる。少し気になる存在の親友女子ディナが、イケメンの男の子と付き合っていることや、父親が昨年の夏に死んでしまってから、母親との関係がすっかり変わってしまったことにモヤモヤしている日々に、キレて周りのものにイライラをぶつけてしまうシドニー。

 それがある日、ひょんなことから自分の手を触れず物を動かすことができる不思議なスーパーパワーが生まれてしまったことに気付く。自分の意思に反してパワーを発揮してしまい、どう制御したらよいのかわからない…。そもそも何故こんなパワーが!? ちょっとナルシストで残念なスタンリー(ワイアット・オレフ)ら、一癖も二癖もある個性的な友人たちと交流しながら、さまざまな悩みに立ち向かっていくであろう今後の物語への期待感をあおっていく。

 製作総指揮のショーンは、本作について「『ストレンジャーシングス』と同じように、本作は10 代の若者を描くドラマであっても、10 代の若者だけが観るドラマにはしないように作りました。若者たちには、若者だけに迎合しない面白さを分かってもらえると思いますし、絶妙に時代を超越した衣装やセットデザイン、音楽のチョイスなど、精巧かつ高度でスタイリッシュであり、すべての年齢層が共感できる物語になっています」と自信のほどを語っている。

 監督のジョナサンも「『FARGO/ファーゴ』や『ツイン・ピークス』に触発された撮影を行いながらも、物語は若者を描いたストーリーなので、あらゆる視聴者に受け入れられるドラマだと思います」とアピールしている。