どデカ花火のギネス更新! 世界最大の打ち上げ花火は、昼かと思うほど明るくなる

どデカ花火のギネス更新! 世界最大の打ち上げ花火は、昼かと思うほど明るくなる

最初に結果を残せなくても、何度でも挑戦するべし。

2019年、世界最大の打ち上げ花火に挑戦したティム・ボーデン氏ですが、当時彼の挑戦は失敗に終わりました。ですが先週末、ついに彼は世界最大の打ち上げ花火を打ち上げることに成功したのです。今回ギネス記録を塗り替えた花火玉の重さはなんと、約1,270キログラム(2,797ポンド)。もはや桁が違うぜ…。

2度目の挑戦で見事大成功

ボーデン氏の最初の挑戦は、約1年前の2019年2月10日に行われました。当時使われた花火玉は、今回よりも140キログラムほど少ない約1,130キログラム(2,500ポンド)ほどの重さでした。通常打ち上げられる花火玉は安全のため、約1.6キロメートル(1マイル)ほどの高さに達してから爆発しなければいけませんが、なんと前回は打ち上げ時に円筒の中で爆発し、失敗。

それから約1年後の2020年2月8日、米コロラド州に位置するハウエルセンスキー場から打ち上げれた花火は、2度目にしてギネス記録を塗り替える大成功を収めました。

特注品で作られた高さ8メートルの円筒は、直径1メートル57センチの花火玉を打ち上げ、僅かですが夜空を昼と思わせるぐらい明るくしました。

これまでの世界記録はドバイの花火によるもの

今回の打ち上げ花火はギネス記録を新たに塗り替えましたが、それまでの記録は2008年1月の新年のカウントダウンイベントにて首長国連邦のドバイで大成功を収めた打ち上げ花火によるものでした(たった6分間に50万発って、どんな花火…)。当時使用された花火の総重量は約1,087キログラム(2,397ポンド)とのことです。

実際に今回の花火を現地で見たわけではないので、この偉業がどれほどの規模によるものなのか正直なんとも言えません。YouTubeなどの動画で見るのと、自分の目で見るのとではやっぱりワケが違いますからね。

ギネス記録を塗り替えた花火の重さはトヨタ カローラと一緒

今回打ち上げられた花火玉の大きさは、直径1メートル52センチ(5フィート)。重さは1270キログラム(2,797ポンド)。トヨタ カローラの車体、1,270キログラム(2,800ポンド)より1.36キログラム(3ポンド)ほど軽いくらいです。カローラと同じ重さの花火を打ち上げるって想像したら本当にすごいことですよね。

アメリカの独立記念日(7月4日)は全米各地で例年花火大会が行われますが、こんな花火が打ち上げられた際には、大きな音と感動によって全米が包み込まれることでしょうね。

日本でもいつかこの世界最大の花火を見たいものです。 はらいさん