成田凌×清原果耶、初共演でW主演 世の中の“普通”になじめないおかしな2人の物語

成田凌×清原果耶、初共演でW主演 世の中の“普通”になじめないおかしな2人の物語

 俳優の成田凌、女優の清原果耶がダブル主演で初共演する映画『まともじゃないのは君も一緒』が、11月に全国公開されることが決まった。

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 本作は、世の中の<普通>になじめない、おかしな二人を描く物語。成田が演じるのは、数学一筋、世間知らずで人とのコミュニケーションが苦手だけれど実は“普通”に結婚願望のある予備校講師・大野康臣。清原は、恋愛経験はないものの恋愛雑学だけは豊富な大野の教え子・秋本香住を演じる。

 監督は、2011年、長編劇場映画デビュー作『婚前特急』で、第3回TAMA映画賞最優秀新進監督賞受賞、第33回ヨコハマ映画祭新人監督賞、第21回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞などを受賞した前田弘二。脚本は、2014年公開の『そこのみにて光輝く』で、キネマ旬報ベストテン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞した高田亮によるオリジナルストーリー。前田と高田は『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』などでもタッグを組んできた。

 予備校講師・大野は、独身・彼女なし。ずっと1人で大好きな数学の世界で生きてきた。今の生活に不満はないが、このままずっと1人なのかと不安になることもある。自分だって普通に結婚したい。ただ、普通が何か分からない。女の子とデートをしてもなんだかピントがずれているような空気は感じているが、どうしていいのかは分からない大野。教え子の香住はそんな大野を“普通じゃない”と指摘してくれる唯一の相手。大野は香住に「どうしたら普通になれる? 普通を教えてほしい」と頼み込むのだが…。

 成田は「この役を演じて『普通』というものがなんなのか、わからなくなりました。そんなもの存在するのか、あるのなら無くなってしまえ、と思いました。世の中の『普通』というものに馴染めない予備校講師、大野と『普通』を教えてくれる予備校生の香住、この2人のあったかい、いや、あったかい?つめたい?なんだかわからないけど愛おしいふたりの空気を吸ってみてください。笑」とコメント。

 清原は「私が演じた香住は、毒っ気が強いけど、とてもピュアな女の子。監督から今までに見たことのない清原さんを見たい!と言われ、その言葉に手を引っ張ってもらいながら初めてご一緒させて頂いた成田さんと駆け抜けた日々でした」と話している。

 映画『まともじゃないのは君も一緒』は11月全国公開。